シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国文化講義(3)B | 2024 | 後期 | 木3 | 文学部 | 麻生 晴一郎 | アソウ セイイチロウ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-CC3-E414
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代中国における市民活動の現状と日本との交流について学んでいきます。前期「中国文化講義(3)A」に続く内容ですが、本講義のみでも理解することができるようにします。授業は下記「授業計画と内容」にあるテーマに沿って、前半に講義を行い、後半には「意見・質問の時間」を設け、受講者の興味や疑問に沿って現代中国を考えてみたいと思います。
科目目的
デモや規制など、今の中国で起きている社会的な出来事を把握するための、背景となる問題意識を探り、合わせて中国のそうした社会変化に、日本にいる人がいかに関わることができるかを考えていきます。
到達目標
今の中国社会に関するさまざまなニュースをなるべく偏りなく見ることができること、中国の社会や人と関わる上で知っておくべきことを身に付けることを、到達目標とします。
授業計画と内容
第1回 中国の中の何かと出会うことに関する講師の体験紹介
第2回 市民交流をする上で「中国」という語を見つめ直す
第3回 市民交流をする上での歴史問題
第4回 中国の都会と田舎における「日本」
第5回 「民間交流」とは何か?
第6回 中国における市民活動の可能性
第7回 中国のNGОの実例 農民の地域社会参加
第8回 中国のNGОの実例 公共サービス
第9回 中国のNGОの実例 政府と庶民の橋渡し
第10回 中国のNGОの実例 多文化共生
第11回 中国のNGОの実例 差別問題
第12回 中国社会の未来と香港・台湾
第13回 中国の市民活動の課題
第14回 市民交流の実践
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回「意見・質問の時間」に意見・質問を述べてもらい、出席点といたします(受講者数が多い場合は他の方法も考えます)。意見・質問は、中国への造詣が深いことを必ずしも要求せず、講義内容を踏まえた上で、日ごろ自分が学習や生活の中で知ったこと、感じたことに突き合わせてみるような内容を望みます。そのため授業開始前に、あらかじめ毎回のテーマに関して日ごろ自分が思うことなどを準備しておき、それを講義内容と照らし合わせてみて、意見・質問に反映させる、ということを要求します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 講義内容もしくは「意見・質問の時間」で交わされた話について自分なりの考えが述べられていることを評価対象とします。 |
平常点 | 70 | 毎回の「意見・質問の時間」での意見・質問を出席点として評価対象とします。自分なりの意見・質問であるかどうかが大切で、中国に詳しいかどうかは問いません。 |
成績評価の方法・基準(備考)
6回以上欠席の場合は成績評価の対象外とします。
やむを得ない理由で欠席する場合は前もって連絡をくだされば、代替課題を出しますので、それを提出すれば出席扱いにします。
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
上記「授業の概要」の「意見・質問の時間」で行います。
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
上記「授業の概要」の「意見・質問の時間」で対話形式を試みます。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
テレビ番組ディレクター・プロデューサーとして中国報道に関わる(1992~2002年)
フリージャーナリストとして中国報道に関わる(1998年~)
NPO法人「AsiaCommons亜洲市民之道」を主宰し日中市民交流に携わる(2010年~)
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
中国報道・日中市民交流に携わってきた中での知識・経験を授業に取り入れます。
テキスト・参考文献等
毎回レジュメを配布します。参考文献は授業中に指示します。