シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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生命科学特殊論文研修Ⅱ | 2024 | 後期 | 他 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 岩舘 満雄 | イワダテ ミツオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-BI6-9A03
履修条件・関連科目等
博士課程後期課程の3年間に開講される関連する6科目、「生命科学特殊論文研修Ⅰ」~「生命科学特殊論文研修Ⅵ」のすべてを一貫して履修することを前提とする。原則、これらの6科目は同じ研究室で履修する。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
遺伝子DNA の配列は生命の設計図であり、タンパク質のアミノ酸配列の情報やRNA を介してその存在量等を調
節していると言われている。これまでの研究ではバイオインフォマティックスを中心として「DNA 設計図の通りに
忠実にタンパク質の機能を再現できるか?」を命題としてきた。「生物分子設計学」は、この命題を構造生物学の範
囲内で「機能を再現するように設計図を描けるか?」を目的とする学問である。タンパク質の立体構造をゲノム規模
で捉え、「タンパク質立体構造予測」から「生物分子設計学」の学問分野の広がりを模索したい。
科目目的
・最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させ、自立した研究者と高度の専門職業人の養成を目的とする。
到達目標
・研究内容について広く文献調査を行った結果をもとに、その研究内容の問題点を発見し、それに対する解決策を見つけることを目標とする。できればいろいろな観点から考えて、二つ以上の解決策を見つけることとする。
授業計画と内容
1.オリエンテーションと論文解析の基本技術への導入
2.教員からの最新学術研究動向と論文選定ガイドラインの講義
3.学生による注目論文の紹介と批判セッション
4.研究進捗の共有と目的及び方法論の詳細討議
5.実験設計と研究方法論の深堀りに関する教員の解説
6.学生主催の論文分析と結果討議セッション
7.研究プロジェクトの中間報告と今後の方向性についてのディスカッション
8.研究倫理と成果の社会的意義についての講義
9.学生が新たな視点から論文を紹介し、講義を展開
10.研究の障壁とその解決策に関する学生からの報告とグループ討論
11.応用研究手法と研究設計上の挑戦に関する詳細な講義
12.批判的分析を駆使した学生によるプレゼンテーション
13.研究成果の最終発表とクラスメートからのフィードバック
14.コース全体のレビューと論文作成への指導とアドバイス
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
タンパク質科学、化学について知識を確認しておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量を以って評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示します。
その他特記事項
留学など、一般的な履修形態と異なる場合、この科目の履修にあたっては、担当の教員と十分に相談すること。