シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史(教職) | 2024 | 前期 | 月2 | 教職 | 大西 信行 | オオニシ ノブユキ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC1-A102
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本列島の歴史を、周辺地域との関わりにも関心を払いながら概観します。講義にあたっては、単に歴史的事項を羅列するのではなく、教育現場において主たる教材となる教科書に何が書かれていて何が書かれていないかやその文脈、そして歴史研究の現状とどのようにずれているかなどを重点的に扱い、みなさんが実際に教職に就いてからの教材研究の助けとなる内容をめざします。また、出席はresponで取り、その際に授業中に提示した課題を回収します。また,リアクションはmanabaに入力していただきます。
科目目的
中学校・高等学校で授業を行うために必要な日本史に関する知識を身につける。
到達目標
中学校・高等学校での社会科・地理歴史科の授業を行うための基本的な準備が独力で行えるようになる。
授業計画と内容
① ガイダンス・はじめに(学習指導要領について、「日本」とはどこか)
② 古代1:先史時代〜飛鳥時代
③ 古代2:奈良時代〜平安時代中期
④ 中世1:院政期から鎌倉時代
⑤ 中世2:室町・戦国時代
⑥ 近世1:安土桃山時代〜江戸時代初期
⑦ 近世2:江戸時代中期
⑧ 近世3:幕藩体制の動揺
⑨ 近代1:幕末と維新
⑩ 近代2:日清・日露戦争と近代産業・文化の成立
⑪ 近代3:第一次世界大戦と政党政治・社会の動向
⑫ 近代4:アジア太平洋戦争への道
⑬ 現代1:アジア・太平洋戦争とその後
⑭ 現代2:現代の世界と日本
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業で提示した指定テキストの範囲を精読し、質問事項などをmanabaに入力する。
授業内容に対する感想・質問をresponに入力する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 与えられた課題について、的確に回答しているか。 |
平常点 | 50 | ①授業前の課題についての取り組み ②授業中に提示した課題への取り組み |
成績評価の方法・基準(備考)
学期末レポートによる
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
「探究」授業の素材となる「問い」を考案する。
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
2001年4月から2020年3月まで,東京都内の私立高等学校で地理歴史科の教諭として勤務していました。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
「探究型授業」の素材となる「問い」について考案する練習を毎回の授業で行う。
テキスト・参考文献等
(テキスト)
黒田 日出男ほか著『社会科 中学生の歴史』(文部科学省検定教科書 歴史707)、帝国書院、2021、ISBN:978-4-8071-6479-0
(参考文献)
帝国書院編集部編『図説 日本史通覧』、帝国書院、2022
ISBN:978-4-807-16447-9
その他特記事項
単位認定に出席回数の条件は設けませんが、出席は毎回取り、毎回リクションペーパーならびに課題を提出してもらいます。そして、それらを成績に加味します。