シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語科教育法1/英語科教育法Ⅰ | 2024 | 前期 | 水3 | 教職 | 白畑 知彦 | シラハタ トモヒコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC3-A223
履修条件・関連科目等
言語学・英語学関連科目(例えば、英語音声学、英語学、英語史など)を並行して履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教室で英語(外国語)を学習するとはどのようなことなのかについて論じる。
科目目的
この科目は、教職課程において各教科の指導法に位置付けられており、当該教科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された当該教科の学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付けることを目的とします。
到達目標
英語教員として知っておくべき基礎知識の獲得(主として、日英語の異相と第二言語習得のメカニズムについて)
授業計画と内容
第1回:現代の国際社会、日本社会と日本の学校における英語の学習、教育、教師の役割と英語教育
第2回:教えるための英語の分析(音声、文字)、日本語との比較
第3回:教えるための英語の分析(語彙、形態)、日本語との比較
第4回:教えるための英語の分析(統語)、日本語との比較
第5回:教えるための英語の分析(意味、語用、談話)、日本語との比較
第6回:教えるための異文化・自文化の理解、国際理解教育とは何か
第7回:第二言語習得理論で明らかになっていること(習得順序、発達過程の存在と教科書の文法配列順序)
第8回:第二言語習得理論で明らかになっていること(肯定証拠の役割と脳内メカニズム)
第9回:第二言語習得理論で明らかになっていること(明示的指導などの教師の役割の効果)
第10回:第二言語習得理論で明らかになっていること(学習者要因の影響)
第11回:言語の産出と理解の背景にある認知システム(言語処理・産出システムと英語教育)
第12回:言語の産出と理解を高める練習と指導(音読やシャドゥイングなどの効果)
第13回:教えるために生徒と教室を観察する:個人の特性・個人の習熟度・グループの特性
第14回:まとめ:英語と学習者を知ることの重要性と教師の役割
定期試験
実施形態によって、各回の内容を入れ替えることがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 20 | 授業内容が理解できているか確認する |
期末試験(到達度確認) | 20 | 授業内容が理解できているか確認する |
レポート | 20 | 英語教育に関する課題について随時レポートを課す |
平常点 | 40 | 授業での発表 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
白畑知彦(著)『英語教師がおさえておきたい ことばの基礎的知識』大修館書店
参考書・参考資料等
白畑知彦他(著)『第3版 英語教育用語辞典』大修館書店