シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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実定法基礎演習B | 2024 | 秋学期 | 水2 | 法学部 | 安井 哲章 | ヤスイ テッショウ | 2年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-LA2-005S
履修条件・関連科目等
刑事訴訟法に興味関心を持っている学生であれば大歓迎です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
刑事訴訟法を正しく理解するためには、手続きの流れをイメージできることが必要になります。捜査以前に行われる警察の活動、警察・検察が行う捜査活動、検察官が行う訴追、法廷における検察官と被告人の攻撃防御について、どのような規律がなされているのかを解説します。
科目目的
刑事手続の流れを正確に理解することがこの科目の目的です。
到達目標
刑事訴訟法の基本概念を正確に理解し、分かりやすい文章で表現できるようになることが皆さんの到達目標になります。
授業計画と内容
第1回 任意と強制の区別
第2回 被疑者取調べ
第3回 写真撮影・ビデオ撮影の適法性判断
第4回 逮捕・勾留
第5回 捜索・差押え
第6回 逮捕に伴う捜索・差押え
第7回 訴因の特定
第8回 訴因変更の要否と可否
第9回 自白法則
第10回 排除法則
第11回 自白法則と排除法則の関係
第12回 伝聞と非伝聞の区別
第13回 検面調書の証拠能力
第14回 実況見分調書の証拠能力
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストを読むことが学力の土台を形成しますが、それだけでは応用力がつきません。ゼミで学んだことをどう使うのかの訓練も必要です。限られた回数・時間の中で指導できることに限りがありますが、演習書等を活用して、論文を作成してみてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 担当教員の質問に対する回答の出来具合で採点する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
池田公博ほか『刑事訴訟法』(有斐閣ストゥディア)(有斐閣、2022年)
『刑事訴訟法判例百選第11版』(有斐閣、2024年)
その他特記事項
法律科目ばかり勉強するのではなく、いろいろなことに興味関心を持って、楽しく学習を進めてください。