シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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教育行政学 | 2024 | 前期 | 月5 | 文学部 | 池田 賢市 | イケダ ケンイチ | 1~3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-ED1-N203
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教育行政の理解は、教育に関する法律の理解が前提となる。この授業では、教育基本法や学校教育法等の法令の内容を、具体的な事例と結び付けながら学習していく。
4回程度、その授業時間内で書ける程度のテーマを出すので、それに簡単でよいので応えてもらう予定。その課題内容については、その都度支持する。また、授業時間内で2~3回、法令の内容理解についての確認テスト(10分程度でできるもの)を実施する予定。
科目目的
教育への権利は人間にとって基本的人権であることを理解し、その観点から具体的な教育課題をみていくことができること、また、学校を中心とした教育に関する行政について、印象論で語るのではなく、それが法令に基づいていることを理解していくことを目的とする。
到達目標
教育に関するさまざまな制度の存在意義やその問題点を、具体的な法令をあげながら説明できることを目指す。
授業計画と内容
1 イントロダクション/テキスト・参考文献等の紹介
2 義務教育制度の歴史および憲法・教育基本法の意義
3 教育に関する国際条約の意義
4 義務・無償・中立の意義
5 義務教育の機会均等の考え方について
6 教育の政治的中立性および教科書行政について
7 公務員としての教員の地位
8 児童生徒の懲戒等について
9 保健・健康に関する規定
10 障害児の教育権と教育行政(インクルーシブ教育の課題を含む)
11 外国人児童生徒の教育保障
12 教育委員会制度の課題
13 諸外国の教育行政・政策(OECDの教育観を含む)
14 日本の教育改革の動向とまとめ
(なお、現実の教育改革の動き等によっては、順番を変更する可能性もある。)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業では毎回、教育に関する具体的な法令を解説していく。扱う法令(条文)については、事前にmanabaで指示するので、当日の授業時間までに、必ず調べ、その条文を見ながら授業が受けられる状態にしておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 30 | 法令の理解度について2~3回の確認テストを行う。 |
期末試験(到達度確認) | 50 | 教育行政・制度の特徴を根拠づけている法令等を正しく指摘できるかどうか、期末試験を行う。 |
平常点 | 20 | 4回程度、授業内容に関連したテーマを設定するので、それについての自分の考え等を書いてもらう。その提出状況と内容を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストおよび参考文献については、授業中に紹介する。