シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
入門ICT演習 | 2024 | 後期 | 火5 | 経済学部 | 阿野 茂浩 | アノ シゲヒロ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-IM1-05XS
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、問題解決力(外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
「入門ICT演習」は、情報通信技術(ICT)の基礎について、演習を通じて理解するためのコースです。本講義では、コンピューターサイエンス、ネットワーキング、統計・情報処理と分析、プログラミング、インターネットの基礎など、広範囲なICT関連のトピックについて、その入門となるエリアについて学びます。これにより、PCやIoT(Internet of Things)機器等を使用して問題を解決する基本能力を獲得することが期待されます。座学による理解と実践的スキルの両方を重視し、社会における実際の業務や生活での応用に焦点を当てています。具体的には、プログラミング言語の導入、ネットワークの基本概念、統計・情報処理と分析の適用、情報セキュリティに関する理解等を含みます。本コースの受講により、情報技術によって日常的な課題や問題に対処するための基礎を学ぶと共に、ICT分野の経済学との関係に興味を持つ契機となることを目標としています。
科目目的
経済学部での学習に必要な情報処理技術の基本知識とその利用方法を、簡単なプログラミング(Python)演習を通して、実習形式でマスターすることを目指す。 広範なICT技術に演習の形で触れることで、2年次以降の授業の理解を高めるとともに、授業中の報告や論文の作成に必要なデータ処理が円滑に行えるような知識の習得を目標とする。
到達目標
ICTの進展の歴史、基本的な操作方法などを理解するとともに、簡単なプログラムの作成やAIの基礎知識の獲得。
授業計画と内容
第1回 情報科学とインターネットのこれまで
第2回 ICTとスタートアップの歴史
第3回 Python プログラミング(1) プログラムの初歩
第4回 Python プログラミング(2) 四則演算
第5回 Python プログラミング(3) グラフの描画
第6回 Python プログラミング(4) 画像の描画
第7回 Python プログラミング(5) 会話ツール連携
第8回 Internet Of Things
第9回 IoT実習(1)
第10回 画像認識の学習(Teachable machine)
第11回 AI x Robotoic演習
第12回 ChatGPT
第13回 描画/動画/音楽
第14回 AI時代の到来に向けて
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 40 | 講義の最後に、レポートを提出してもらいます。 |
平常点 | 60 | 毎回課題を提出してもらい ます。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
PCを用いた作業
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1989年~1999年:国際電信電話株式会社研究所にて、ATM交換方式の研究を担当、世界初の日米間ATM高速データ転送トライアル・国際標準化(ITU-T IP品質規定勧告策定)に従事
2000年~2016年:株式会社KDDI研究所にてインターネットの品質管理、ならびに、次世代インターネットに関する研究を担当
2016年~現在:KDDI株式会社 運用システム開発部、次世代自動化開発本部にて、各種大規模商用運用管理システム/運用自動化基盤の開発に従事
2020年~現在:超大容量ビッグデータの高速検索基盤の開発とそのパイロットユースケースの創出に着手
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
ICTによるシステムの運用自動化を推進した経験を活かし、ICTを通じて得られるビッグデータに対する統計処理やAIによる省力化や新価値創造について、実習を通じて実感してもらい、経済との関わり合いについて理解を深めてもらう。
テキスト・参考文献等
テキストは使用しない予定であるが、適宜参考資料を示す。
その他特記事項
WS教室を使う予定ですが、宿題などもありますので、できるだけ、自分のノートPCを持ってくる ようにしてください。