学部・研究科 | 商学部 |
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授業科目名 | アントレプレナーシップ論 |
学期名称 | 秋学期複数 |
配当年次 | 3・4年次配当 |
単位数 | 4単位 |
授業担当教員 | 中村 寛樹 |
教員カナ氏名 | ナカムラ ヒロキ |
履修条件 | 2015年度以降入学生対象のWeb登録科目です。 |
科目の目的・到達目標 | アントレプレナーシップは、自らのビジョンを持つことや、目指すべき方向性を見出し、自らの創意工夫や新しい価値創造により、組織や社会の変革を成し遂げることである。本講義では、アントレプレナーシップ論の基本となる理論を学ぶことで、これからの社会を生き抜くために必要となる、アントレプレナーシップや事業実施能力やプラン作成能力の醸成を図る。また、現在の社会の課題をとらえ、今後の社会・技術イノベーションや地域活性化のあり方を新たな視点で考え、アイディアを実現化する能力を身に着けることを目的とする。 |
授業の概要 | 本講義では、アントレプレナーシップ論の基本となる経営理論を学習したうえで、それらをベースとして起業戦略や経営計画などの具体的なトピックを学習する。本講義は主にテキストに基づいた概念および理論の習得と、それらの理解を深めるための具体的ケースの検討で構成される。評価はレポート/発表および試験によって行われる。本科目では、座学で基礎理解を行うと共に、討議形式で講義を展開することで、学生自身が主体的・能動的に学習できる場を提供する。また、ゲストスピーカーによる講演や学生自身の発表機会を設ける。 |
授業計画 | 第1回 イントロダクション 第2回 起業・アントレプレーシップとは 第3回 アントレプレナーシップの国際比較 第4回 起業家・アントレプレナーの特徴 第5回 アントレプレナーの自己マネジメント 第6回 起業アイディアの発想法と起業機会 第7回 組織の多様な形態 第8回 株式会社の特徴と企業の多様な組織・人材・成長戦略 第9回 起業戦略・構想の事例紹介:大企業・ハイテク産業 第10回 財務諸表の基礎と役割 第11回 企業の価値評価とファイナンス 第12回 経営計画の策定意義 第13回 経営計画の策定方法:現状分析・戦略 第14回 経営計画の策定方法:新規事業計画 第15回 起業のためのマーケティングの基礎 第16回 ベンチャー企業の成長プロセス 第17回 ベンチャー企業の多様なビジネスモデル 第18回 ベンチャー企業の技術革新・イノベーション 第19回 起業戦略・構想の事例紹介:ベンチャー企業・中小企業 第20回 起業戦略・構想の事例紹介:ソーシャル・ビジネス 第21回 ビジネスプラン/新規事業計画の策定方法:現状分析・ビジネスモデル・戦略 第22回 ビジネスプラン/新規事業計画の策定方法:資金計画・将来計画 第23回 アントレプレナー・ファイナンス 第24回 会社・法人設立の基礎知識と資金調達 第25回 現代社会における起業の役割と社会的責任 第26回 起業による社会的課題解決(社会起業とその方法) 第27回 社会起業/ソーシャルアントレプレナーの事例紹介 第28回 総括 |
評価方法 | 平常点(感想レポートを含む):20%,課題提出/発表:20%、小テスト:20%,試験:40% |
テキスト・参考文献等 | 〔テキスト〕 レジュメ等の配布資料 講義中に指定します 〔参考書〕 秦充洋,『プロ直伝!成功する事業計画書のつくり方』,ナツメ社,2015年 本庄裕司,『アントレプレナーシップの経済学』,同友館,2010年 新藤晴臣,『アントレプレナーの戦略論』,中央経済社,2015 年 松重和美監修,『アントレプレナーシップ教科書』,中央経済社,2016年 |
授業外の学習活動 | (1) 授業で指定する資料を事前によく読んだうえで受講してください。 (2) 授業時間外で、授業で指定する課題や発表資料作成に取り組む十分な時間が必要となります。 |