学部・研究科 | 文学部 |
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授業科目名 | 社会言語学A |
学期名称 | 前期 |
配当年次 | 1~4年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 朝日 祥之 |
教員カナ氏名 | アサヒ ヨシユキ |
履修条件 | |
科目の目的・到達目標 | 本科目の目的 社会言語学の基礎的知識を見つけるとともに,関連テーマの研究動向,研究成果,私たちの使う言葉遣いに見られる様々な特徴を知ることができる。 到達目標 自分自身が使用する言語の特徴について内省できるようになる。ことばと社会との関係について考えを深めてもらうのとともに自分自分で関連する現象を発見できるようになる。 意義 自分の言葉遣いに詳しくなること,日本語を始めとする様々な言語と社会との関係を知ることにより,これまで以上に良好な人間関係を構築・維持できるようになる。 |
授業の概要 | 本講義では、私たちが日常生活で使う言葉に潜む規則性を明らかにする社会言語学を取り上げ、社会言語学の諸問題について理解を深めてもらうことを目的とする。社会言語学における諸分野における日本・欧米の研究動向を踏まえ、ことばが、話者の属性や場面、話し相手とどのようにかかわっているのかを考察する。授業で取り上げるテーマは,若者語,男女ことば,キャンパスことば,敬語,誘いの言葉遣いや依頼表現,ら抜き言葉,「かっこいい方言」と「かわいい方言」などである。 |
授業計画 | 本科目の授業内容は以下の通り 第1回 オリエンテーション 第2回 社会言語学とは 第3回 属性と言葉(1)男女のことば 第4回 属性と言葉(2)ことばの年齢差,階層差 第5回 集団語・隠語 第6回 言語行動(1)「読み・書く・話す・聞く」活動量 第7回 言語行動(2)依頼・謝罪・勧誘・断り表現 第8回 敬語の仕組みと対人関係 第9回 待遇表現の諸相 第10回 言語変化 第11回 言語意識 第12回 言語習得 第13回 言語計画 第14回 総括・まとめ |
評価方法 | 平常点 20% レポート 20% 試験 60% |
テキスト・参考文献等 | 講義ではレジュメを配布するため,テキストは使用しない。 参考文献としては ①真田信治・ダニエル=ロング・朝日祥之・簡月真(編)『改訂版社会言語学図集』秋山書店,2010年,東京 |
授業外の学習活動 | 参考文献,指定した書籍,社会言語学に関連する書籍を読んでもらう。 |