学部・研究科 | 文学部 |
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授業科目名 | RH2組 |
学期名称 | 通年 |
配当年次 | 1年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 加納 樹里 |
教員カナ氏名 | カノウ キサト |
履修条件 | 原則、医師の診断書提出が履修条件であり、その内容に基づき、学部の担当委員(教員)と相談してから履修を決定します。勝手に履修登録をすることはできない科目です。 また、RH2は、運動制限は認めますが、出席は前提条件です(実習系科目のため)。 |
科目の目的・到達目標 | 本授業は、障害やケガ、疾病のために、通常学部が指定、開設する実技授業への参加が困難である学生を対象としたものです。 現在かかえている障害やケガ、疾病を悪化させることなく、身体活動能力を高めるための知識や実践方法を習得することを目指します。 |
授業の概要 | 医学的理由等により運動を制限されている状況にあるが、軽負荷運動の実施は可能である学生を対象とします。運動が禁忌の人(運動を禁止されているか、一切運動しない場合)は、RH1クラスを履修して下さい。 本授業は、履修生一人一人の状況によりプログラムが変わります。 各自の状況に応じて実施可能なプログラムを設定し、その実践を試みます。 |
授業計画 | 健康維持・増進に有益となるコンディショニング系のエクササイズや、トレーニング系のエクササイズを理論も交えながら紹介し、実施します。実施に際しては、各自の状況に応じて、実施内容・課題などを学生ごとに設定していきます。授業実施に有益であれば、簡単な生理指標の測定を行う場合もあります。 第1体育館内のトレーニングルームを中心とした軽負荷のエクササイズや、教室でのレクチャー、屋外でのウォーキングなどが例年主な実技の内容になります。 本授業は、履修生の履修理由(疾病、怪我等)が様々であり、毎年その年の履修生の様態に合わせて授業を展開します。従って、予め、毎回毎の授業内容を提示することはできません。 *参考までに、下記に昨年の事例を示しますが、これは身体的ハンディは殆どない履修生達の事例ですので、今年度は全く異なる内容になる可能性もあります。 *昨年事例(授業内容参考) 前期 1)個別面談(各自がかかえている障害やケガ、疾病などの状況を把握し、個々にあった運動の処方を、履修者とともに決めていきます。必要があれば、身体組成の測定などをおこなうこともあります。) 2)学内教場等案内(ウォーキング) 3)学外周辺地域案内(ウォーキング) 4)ノルディックウォーク紹介 5)ノルディックウォーク基本1 6)ノルディックウォーク基本2 7)屋内トレーニング(雨天) 8)屋内トレーニング(雨天) 9)ディスクを使ったレクリエーションゲーム1 10) ディスクを使ったレクリエーションゲーム2 11) 教室授業(各種のウォーキングについての評価) 12) ノルディックウォーク応用 13) 学外ノルディックウォーク散策 14) 健康とスポーツの実践を考える(講義) 後期 1) バランスボールトレーニング 2) バイクトレーニングと卓球(シングルス基礎) 3) バイクトレーニングと卓球(チャンピオンゲーム) 4) バイクトレーニングと卓球(ダブルス基礎) 5) バイクトレーニングと卓球(ダブルスゲーム形式) 6) 体調・体力測定回(心拍数など) 7) データの還元とその結果に応じたバイクトレーニング 8) 屋内ミニテニス(打ち方) 9) 屋内ミニテニス(ラリー) 10) 屋内ミニテニス(ダブルス) 11) 特別講演会(レポート提出) 12) 卓球シングルス大会 13) テニス ダブルス大会 14) 生涯スポーツ論(レポート提出) 注)実施内容によって教場が異なるため、講義内での次回集合場所についてのアナウンスや、学内掲示板への教場変更指示に十分注意するようにしてください。 |
評価方法 | 平常点が100%の科目です。 各自が設定した運動課題に対する取り組みや、目標に対する到達度についても総合的に評価します。 |
テキスト・参考文献等 | 必要なものは、授業中に配布します。 |
授業外の学習活動 | 毎日の歩数を測定したり、日常生活での諸注意を提案します。 このクラスでは、場合により体調を整えて通学、出席ること自体が、授業の第一目標になることもあります。日頃から出席できる「体調管理」に留意して下さい。 |