学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 文化人類学Ⅱ |
学期名称 | 前期 |
配当年次 | 2年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 清水 芳見 |
教員カナ氏名 | シミズ ヨシミ |
履修条件 | 文化人類学Ⅱは文化人類学Ⅰを履修した学生を対象に開講するため、文化人類学Ⅰを履修していない学生は履修することができない。 |
科目の目的・到達目標 | 文化人類学Ⅱの主たる到達目標は、文化人類学の応用力の育成に置き、文化の側面から多角的に現代社会を見ることができるような思考能力の獲得を目指す。 |
授業の概要 | 文化人類学の応用: この授業テーマに従い、文化人類学Ⅱはサブテーマを、宗教と人間、国家と民族、政策と人類学の3つとする。 |
授業計画 | 授業は、上記のサブテーマに沿って進める。詳細は以下の通りである。 ①授業方針 ②宗教(1) 文化人類学における宗教研究 ③宗教(2) 民間信仰と民俗宗教 ④宗教(3) 生活と宗教[1] DVD「京都五山送り火」鑑賞 ⑤宗教(4) 生活と宗教[2] DVD「京都五山送り火」から、宗教一般と私たちとの関係を考える ⑥宗教(5) 儀礼 ⑦エスニシティ(1) エスニシティとは何か ⑧エスニシティ(2) 日本の民族問題 ⑨エスニシティ(3) 中東の民族問題 ⑩エスニシティ(4) 言語政策の諸相 ⑪文化人類学者と政策(1) 開発問題 ⑫文化人類学者と政策(2) 植民地政策、先住民政策、戦争 ⑬文化人類学者と政策(3) E・E・エヴァンズ=プリチャードの生涯 ⑭まとめ 授業では、必要に応じて、DVD・ヴィデオ等の映像資料を用いる。また、授業中に授業に関するリアクションペーパーを書いてもらうことがある。 |
評価方法 | 平常点(リアクションペーパー.。約30パーセント)と学期末試験(筆記。参照物の持ち込み一切不可。試験中、学生証提示。約70パーセント)をもとに、成績評価を行なう(第1回目の授業で、注意事項について説明する)。 |
テキスト・参考文献等 | 【教科書】 宮本勝・清水芳見(編)『文化人類学講義 文化と政策を考える』 八千代出版 【参考書】 教科書末尾の「参考文献」に記されたものを参照のこと。 |
授業外の学習活動 | 授業関連教材の予習・復習 |