学部・研究科 | 総合政策学部 |
---|---|
授業科目名 | 歴史と文明 |
学期名称 | 前期 |
配当年次 | 2年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 篠原 典生 |
教員カナ氏名 | シノハラ ノリオ |
履修条件 | |
科目の目的・到達目標 | 歴史を学ぶ意義を理解する。 近代文明の根幹をなす原理や価値観を理解し、それらの意義を独立して思考し考察することができる。 |
授業の概要 | 現代社会とは人類の歴史の延長線上に存在するものであり、現在当たり前のように受け入れられている「自由」や「民主」、「民族」や「国家」などという概念も歴史の所産である。本講義ではさまざまな文明観を手がかりに、人類社会がどのように変化してきたのかをたどり、西欧近代文明に規定された現代の諸問題について考察していく。 基本的に講義形式で行うが、授業内で随時発言を求める。また、グループワークやディスカッションもとりいれていく。 |
授業計画 | 第一回 ガイダンス 第二回 歴史とは 第三回 文明の定義 第四回 古代の文明 第五回 古代文明間の交流 第六回 古代文明の周辺 第七回 西欧近代文明の台頭 第八回 政治と宗教の関係 第九回 民主主義とは 第十回 啓蒙主義とリベラリズム 第十一回 国民国家とは 第十二回 近代における交流 第十三回 文明論の現在 第十四回 歴史の進展と文明の行末 |
評価方法 | 平常点60%、レポート40% 試験は行わず最後にレポートを提出してもらう |
テキスト・参考文献等 | 福沢諭吉『文明論之概略』岩波文庫、1995年 内藤湖南『日本文化史研究』上・下 講談社学術文庫、1976年 和辻哲郎『風土』岩波文庫、1979年 丸山真男『忠誠と反逆 転形期日本の精神史的位相』ちくま学芸文庫、1998年 末木文美士『日本宗教史』岩波新書、2006年 サミュエル・ハンチントン (著),、鈴木主税 (訳)『 文明の衝突』集英社文庫、2017年 その他、必要に応じて授業内で適宜紹介する。 |
授業外の学習活動 | 授業内で支持する課題に取り組むこと。授業の途中で質問したり討論をおこなうので準備を怠らないこと。 |