学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | アジア近代史/アジア近代史Ⅰ |
学期名称 | 後期 |
配当年次 | 2年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 篠原 典生 |
教員カナ氏名 | シノハラ ノリオ |
履修条件 | |
科目の目的・到達目標 | アジアにおける近代化の流れを把握する。特に、誰がどの立場からどのような世界を目指したのかを理解する。近代史上の様々な出来事を題材にし、物事を多角的に見る姿勢を養い、多様な考え方を身につけ、思考の幅を広げることを目標とする。 |
授業の概要 | 近代とはどのような時代かを紹介する。アジア各地における近代化の過程を見ることで、世界がどのように変わったのか、近代化によってもたらされたものは何かなどを考える。近代化に関わった人たちそれぞれの理想と現実的結果をみる。東アジアの近代とその中での日本の立場、役割について考察する。 |
授業計画 | 第一回 ガイダンス 第二回 アジアにおける近代のはじまり 第三回 帝国の崩壊1 オスマン・トルコ帝国 第四回 帝国の崩壊2 ムガル帝国 第五回 帝国の崩壊3 明・清帝国 第六回 アヘン戦争 第七回 明治維新 第八回 翻訳と留学生 第九回 辛亥革命 大十回 社会主義と共産主義 第十一回 日清・日露戦争の影響 第十二回 満州事変 第十三回 近代の超克の問題 第十四回 まとめ |
評価方法 | 平常点60%、課題および試験40%。 |
テキスト・参考文献等 | テキストは指定しない。 参考文献 鈴木董『オスマン帝国の解体 文化世界と国民国家』講談社学術文庫、2018年 佐藤正哲、水島司、中里成章『世界の歴史〈14〉 ムガル帝国から英領インドへ』中公文庫、2009年 菊池秀明『中国の歴史10 ラストエンペラーと近代中国』講談社、2005年 その他、必要に応じて授業中に紹介する。 |
授業外の学習活動 | 多くの地名や人名がでてくるので、シラバスを見て事前に対象地域の地理を確認したり講義後には関連文献を読み、重要事件や人物の再確認をすることが必要である。予習、復習には2時間程度が必要となる。 |