学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 専門演習Ⅱ |
学期名称 | 後期 |
配当年次 | 2年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 篠原 典生 |
教員カナ氏名 | シノハラ ノリオ |
履修条件 | 東アジア社会文化論Ⅰを履修していることが望ましい。 |
科目の目的・到達目標 | 国立博物館の展示の特徴を理解すること。基本的な調査記録がとれるようになることを目標とする。 |
授業の概要 | 私たちは多くの「もの」に囲まれて生活している。人類社会は多くの「もの」を作り出し、消費することで成り立ち、発展してきた。こうした「もの」を手がかりにして歴史を研究する学問として考古学がある。ある「もの」がなぜその時代のその場所に存在するのかを考えることで、その時代の文化や交流の様相を知ることができる。博物館や美術館に収蔵、展示されている様々な「もの」は人類社会の歩みを記録する重要な資料である。本演習では日本に4つある国立博物館の収蔵品と展示方法を通じて「もの」から歴史を復元する方法を見る。また、「もの」を通して歴史を研究するため、考古学の基本的な方法論および調査報告書の読み方、考古資料の扱い方などの基本的な方法を学ぶ。 まずはものを見る目を養い、発見する喜びを知ってもらいたい。 |
授業計画 | 第一回 ガイダンス 歴史を学ぶ目的 第二回 博物館の歴史 第三回 収蔵品と展示品 第四回 現地調査方法 調査の基本 第五回 現地調査方法 記録のとり方 第六回 グループワーク 博物館調査 第七回 グループワーク 博物館調査(続き) 第八回 グループワーク 博物館調査(続き) 第九回 考古学の方法論 第十回 遺跡と遺物 第十一回 グループワーク 調査報告書を読む 第十二回 グループワーク 調査報告書を読む(続き) 第十三回 グループワーク 調査報告書を読む(続き) 第十四回 まとめ |
評価方法 | 平常点50%、発表およびレポート50% |
テキスト・参考文献等 | グループワークで使用するテキストは履修者の興味に応じて授業内で決定する。 参考文献は必要に応じて適時紹介する。 |
授業外の学習活動 | 図書館やインターネットなどを活用して各博物館や遺跡について調べること。 また、実際に博物館を訪れて展示品の観察を行うこと。 |