学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 特殊講義(中国考古学Ⅱ) |
学期名称 | 後期 |
配当年次 | 2年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 篠原 典生 |
教員カナ氏名 | シノハラ ノリオ |
履修条件 | |
科目の目的・到達目標 | 豊富な文献資料が残されている歴史時代を研究する方法としての歴史考古学の基礎的な方法論を習得する。都城や陵墓の形がどのような社会的機能を反映しているのかを理解する。文献資料と考古資料の基本的な扱い方を身につける。 |
授業の概要 | 考古学とはどのような学問であるかを理解するため、考古学の研究対象、理論や方法論を講義する。秦の始皇帝による中国統一から唐代までの中国文化の変遷を都城と陵墓の考古学的研究成果によって考察する。また、生産品に対する考古学的研究の例として陶磁器と沈没船の考古学的調査研究について紹介する。 |
授業計画 | 第一回 歴史考古学の役割 第二回 秦の始皇帝 第三回 漢長安城 第四回 前漢皇帝陵 第五回 漢魏洛陽城とギョウ城 第六回 唐長安城 第七回 画像石と画像磚 第八回 壁画墓の出現 第九回 壁画墓の変遷 第十回 唐皇帝陵 第十一回 隋唐貴族墓 第十二回 陶磁器考古学 第十三回 水中考古学 第十四回 まとめ |
評価方法 | 平常点60% 試験40%。 |
テキスト・参考文献等 | テキストは指定しない。 参考文献 飯島武次『中国考古学のてびき』同成社、2015年。 小沢 正人, 西江 清高, 谷 豊信『中国の考古学』同成社、1999年。 その他、必要に応じて授業中に紹介する。 |
授業外の学習活動 | 博物館等で実際の遺物を観察すること。図書館やインターネットなどを活用して各遺跡の地理や概況などの情報を取得すること。 |