学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 情報学基礎 |
学期名称 | 前期 |
配当年次 | 1年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 吉田 雅裕 |
教員カナ氏名 | ヨシダ マサヒロ |
履修条件 | 特になし |
科目の目的・到達目標 | 情報社会が抱える諸課題を多角的に分析、解明した上で、その問題の解決策を論理的に構築する上で有用な情報学の基礎の習得を目指す。本講義では、文理を問わない全ての大学生が備えておくべき水準の情報学の基礎を習得することを目的とする。さらに、情報の圧縮と展開の方法を理解し、サンプルデータを用いて実際に情報圧縮を行うことで、実践的な情報学を習得することを目標とする。 |
授業の概要 | 現代社会では、情報技術が社会の隅々にまで浸透し、どのような業種、職種でもITに関する知識と技術が求められている。本講義ではこうした環境に対応できるように、全ての社会人や学生が備えておくべき、基礎的な情報技術について学習する。コンピュータの基礎を理解するための離散数学、データサイエンスに必要な統計学、情報通信分野で必要となる情報理論について学習する。具体的には、標本化定理、ハフマン符号、マルコフ情報源、基数変換、集合、論理演算、確率、グラフ理論、誤り訂正などに関する理論を学習する。また、IoTやAIなどの最先端の情報技術についても理解を深める。演習形式の双方向授業により、情報技術を用いてさまざまな社会問題を解決するための実践的な情報処理能力を身に着ける。本講義の担当教員が通信事業者の実務で培った情報学の経験をもとに、実務に耐えうる水準の情報学を習得する。 |
授業計画 | 第1回 : イントロダクション 第2回 : 離散数学 I.(数値表現) 第3回 : 離散数学 II.(論理演算) 第4回 : 離散数学 III.(グラフ理論) 第5回 : 離散数学演習 第6回 : 応用数学 I.(確率) 第7回 : 応用数学 II.(統計) 第8回 : 応用数学 III.(数値計算) 第9回 : 応用数学 IV.(人工知能) 第10回: 応用数学演習 第11回: 情報理論 I.(情報エントロピー) 第12回: 情報理論 II.(情報源符号化) 第13回: 情報理論 III.(通信路符号化) 第14回: 情報理論演習 |
評価方法 | レポート課題:100% |
テキスト・参考文献等 | 授業でテキストを使用せずに、レジュメ等の配布資料で代替する。 |
授業外の学習活動 | 毎回の授業前に、WEB上で配布する講義資料に必ず目を通し、授業のポイントについて理解した上で出席すること。 |