学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | Seminar(ドイツ語Ⅰ)/ドイツ語特講Ⅰ |
学期名称 | 前期 |
配当年次 | 3年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | ヤンボール,アダム |
教員カナ氏名 | ヤンボール,アダム |
履修条件 | 履修者は必ず火曜日(会話:ヤンボール,アダム)木曜日(文法・読解:亀ヶ谷昌秀)を同時にセットで履修すること。またドイツ語特講Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳを継続的に履修することを前提に授業が立案されています。 |
科目の目的・到達目標 | 3年次「ドイツ語特講Ⅰ〜Ⅳ」、4年次「ドイツ語特講V〜VI」を通じて、総合政策学部の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げられる「高いレベルの外国語運用能力」と「多様な異文化を理解・受容できる包容力」の習得を目指します。 具体的に言えば、ゼミなどにおいて、学生が自分の研究テーマを進める上で必要となるドイツ語の文章(新聞・雑誌・論文などの記事)を自分で読むのに十分な読み書き能力、ドイツの大学への留学やフィールドワークのために十分なコミュニケーション能力です。さらに「ドイツ語特講Ⅴ」および「ドイツ語特講Ⅵ」では、さらに将来ドイツ語を用いた研究や実務が行えるレベルを見据えます。 そのための到達目標は以下の通りです。 ◎文法・読解 (1)3000から4000語程度の以上の語彙力をつける。 (2)(1)の語彙数で書かれた文章を辞書なしで大意を理解すること。 (3)(2)より難易度の高い文章を対象として辞書を用いて精読すること。 (4)ドイツ語検定2級・準1級合格レベルに到達すること。 ◎コミュニケーション (5)各自の研究テーマについてドイツ語で説明できることを到達目標とします(ドイツ語検定2級・準1級程度)。 |
授業の概要 | ドイツ語特講Ⅰ〜Ⅳでは、中級から上級レベルのドイツ語を学びます。 ◎文法・読解(ドイツ語特講Ⅲ・Ⅳ/亀ヶ谷担当) 授業では「語彙練習」、「読解タイプA」(1000語程度の語彙で書かれた文章を辞書を用いずに大意を理解する)、「読解タイプB」(2000語程度で書かれた文章を辞書を用いずに大意を理解する)、「読解タイプC」(辞書を用いて精読する)からなります。これらは履修者の学習レベルに応じて「講読タイプ」を毎回の授業で選出して行います。これに加え「ドイツ語検定」等に出題された中級ドイツ語文法に関しても問題練習を行います。また、実際の試験問題(筆記・聞き取り)にあたり、その解答への道筋も示して行きます。 なお、授業はドイツ語検定試験や留学準備にも対応しています。中央大学の交換留学制度への応募条件は、ドイツ語検定3級合格と2級受験です。2級合格は条件ではありませんが、希望大学への留学を確実なものとするためには、2級合格も目指したいところです。(3年次に留学するためには、遅くとも2年次の12月のドイツ語検定3級・2級を受ける必要があります。)授業では3級・2級合格を目指す上で必要となる読解・文法・単語の項目をカバーすると同時に、十分な量の問題練習を提供します。 ◎コミュニケーション(ドイツ語特講Ⅰ・Ⅱ/ヤンボール担当) ドイツ人教員が授業を担当し、5名から10名ほどの履修者で主にドイツ語を用いて行います。ドイツの大学への留学やフィールドワークに十分なレベルのコミュニケーション表現を学んでいきます。 |
授業計画 | ※授業内容・進度は、学生の習熟度によって若干変更する場合もあります。 ◎コミュニケーション ●前期(ドイツ語特講Ⅰ) 第01回 Lektion 1: „Warum? Weil..“ Konjunktion weil 第02回 Lektion 1: „Ich bin aufgestanden“ Perfekt trennbare Verben 第03回 Lektion 1: „Ich habe verstanden“ Perfekt nicht trennbare Verben 第04回 Lektion 2: Wechselpräpositionen 第05回 Lektion 2: Verben mit Wechselpräpositionen (stellen, legen...) 第06回 Lektion 2: Direktional Adverbien (rein, raus, runter) 第07回 Lektion 3: „Wie oft?“ Temporale Adverbien 第08回 Lektion 3: „Hier ist einer.“ Indefinitiv- und Possessivpronomen 第09回 Lektion 3: Restaurant/Private Einladungen 第10回 Lektion 4: Ratschlag: sollen im Konjunktiv II 第11回 Lektion 4: Konjunktion wenn 第12回 Lektion 4: Kommunikation am Arbeitsplatz 第13回 Lektion 4: Arbeit und Freizeit 第14回 Interview |
評価方法 | ◎文法 ・前期は小テスト20%、中間テスト40%、期末テスト40%で評価します。後期は小テスト20%、夏休み明けテスト20%、中間テスト30%、期末テスト30%で評価します。平常点に減点がある場合には、その分を減点します。 ・ただし無断欠席が4回以上の場合は、E判定(不可)とします。 ◎コミュニケーション ・前期・後期ともに小テストの平均点数80%,期末の口頭試験20%で評価します。平常点に減点がある場合には、その分を減点します。 ・コミュニケーションの期末試験は10分間の口頭試験(5分間の個人インタビュー+5分間のグループ会話)です。学生がドイツ語で行った発表と教員からの質問への回答を評価します。評価の主なポイントは、理解力・文章の正確さ・内容・発音です。口頭試験での質問内容は教科書で習った範囲のみです。なお、期末試験への教科書・辞書・メモなど持ち込みは認めません。 ・無断欠席が4回以上の場合は、E評価(不可)とします。 ・宿題が十分に行われない場合、減点する可能があります。 |
テキスト・参考文献等 | ◎文法・読解 【語彙集】在間進・亀ヶ谷昌秀共著『新独検合格単語+熟語1800』第三書房,2019年. 【辞典】 在間進・亀ヶ谷昌秀他編『新アクセス独和辞典』三修社,2019年. ※辞典に関しては、5万語以上の辞典であれば、上記でなくとも可とします。 ◎コミュニケーション 【教科書】Schritte International neu3 (A2.1.), Hueber Verlag. ※必ず大学生協で購入して下さい(教科書は一般書店で扱っていません)。 |
授業外の学習活動 | ◎文法・読解 予習・宿題をこなすのに毎回1時間程度はかかるでしょう。 ◎コミュニケーション 授業に積極的に参加できるように十分な時間(1時間以上)をかけて予習と復習を行ってください。担当者に指摘された宿題を必ず行ってください。 |