学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 特殊講義(現代ドイツの歴史と社会Ⅰ) |
学期名称 | 前期 |
配当年次 | 1年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | ヤンボール,アダム |
教員カナ氏名 | ヤンボール,アダム |
履修条件 | |
科目の目的・到達目標 | 現代ドイツの政治・政策・歴史と社会について紹介する。 戦後ドイツは具体的にどのように発展してきたのか様々な視点から分析する。ドイツについてより深い理解を身につけることを目的にしている。 |
授業の概要 | この講義は日本語で行われるため、ドイツ語履修者以外の履修も可能である。 ドイツと日本は敗戦の経験や戦後の経済発展など様々な分野で共通点があり、日本人から見ると「親しい国」と認識されている。ただし、社会の在り方や様々な政策(エネルギー、福祉、教育)においてはたいへん異なるところも多い。なぜドイツは日本と違う発展をしたか、そしてその発展の歴史的、社会的背景は何だったのかが、この講義の重要なテーマである。この講義で紹介する歴史的な共通点と相違点を通し、ドイツの現状を学び議論することで、日本についての理解も深まる。 |
授業計画 | 第01回 イントロダクション 第02回 歴史I:ワイマール共和国(1919年~1933年) 第03回 歴史II:ナチズム(1)1933年~1941年 第04回 歴史III:ナチズム(2)1941年~1945年 第05回 歴史IV:分断ドイツと西ドイツの基本法 第06回 歴史V:経済の奇跡とドイツ再統一への歩み 第07回 歴史VI:EUとドイツ 第08回 文化I:地域の多様性 第09回 社会I:在ドイツ外国人の歴史的発展と現状 第10回 文化II:ドイツにおける「多文化共生論」 第11回 社会II:平和運動・環境運動の現出と緑の党の誕生 第12回 政策I:環境・エネルギー問題と脱原発 第13回 文化III:ドイツの社会関係・スポーツクラブの役割 第14回 まとめ |
評価方法 | 中間レポート40%、期末レポート40%、平常点20% レポート回収はmanabaで行う(各レポート2000字以上)。 ただし、出席率が75%に満たない者(無断欠席4回)、レポートを提出しない者、レポートで不正行為した者は、不合格とする。 授業のグループディスカッションに十分取り組まない場合は、期末試験・小テストを行う。 manabaで各レポートに関してコメントし、評価をつける。 |
テキスト・参考文献等 | パワーポイントやレジュメ配付(manabaで公開) |
授業外の学習活動 | 授業の最後に提示する課題に必ず取り組むこと。前回の授業を復習すること。 |