学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 犯罪統御Ⅱ |
学期名称 | 後期 |
配当年次 | 2年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 堤 和通 |
教員カナ氏名 | ツツミ カズミチ |
履修条件 | なし |
科目の目的・到達目標 | 一定の行為が犯罪というカテゴリーに入るのはなぜなのかを考える力を身につける。法律上の犯罪概念の骨格を把握したうえで、犯罪概念を基礎づける社会哲学上の考え方を知る。それに加えて、社会の組織化に対応する犯罪概念について考える力を見につける。期間を通して、正義という法原理が犯罪概念をどのように説明するかを考える。 |
授業の概要 | 犯罪という行為のカテゴリーを考察する。 |
授業計画 | 第1回:ガイダンス 第2回:法と経済学①(外部効果の内部化アプローチ) 第3回:法と経済学②(随伴費用、カラブレイジのルール) 第4回:功利主義①(概要、行為功利主義) 第5回:功利主義②(ルール功利主義) 第6回:ハーム・プリンシプル 第7回:義務論と行為理論 第8回:犯罪概念と中立性原理 第9回:犯罪成立の主観的要件①(故意、過失) 第10回:犯罪成立の主観的要件②(法の不知、違法性の意識) 第11回:違法性阻却 第12回:責任阻却 第13回:組織法のなかの犯罪概念① 第14回:組織法のなかの犯罪概念② |
評価方法 | 試験による。 |
テキスト・参考文献等 | 渥美東洋『罪と罰を考える』(有斐閣) |
授業外の学習活動 | 授業時に投影するmanaba資料を十分利用すること。キーワードの把握、引用部分の理解、リンクを張ったURLの熟読に努めること。 |