学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 国際関係論Ⅰ |
学期名称 | 前期 |
配当年次 | 1年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 加藤 博章 |
教員カナ氏名 | カトウ ヒロアキ |
履修条件 | 体系的な学習には、国際関係論Ⅰ、国際関係論Ⅱ、外交史、対外政策決定論を受講することが望ましいです。 国際関係論Ⅰはマクロ(総論)、国際関係論Ⅱ、外交史、対外政策決定論はミクロ(各論)という位置づけです。 |
科目の目的・到達目標 | 国際関係を考える上での視座を得ることを目標とします。 |
授業の概要 | 国際関係の歴史と構造を学びます。 |
授業計画 | 第1回 国際関係とは何か 第2回 国際関係の各種理論①リアリズムとリベラリズム 第3回 国際関係の各種理論②コンストラクティビズム 第4回 国際政治の芽生え:古代ギリシア 第5回 ヨーロッパ国際政治システムの誕生:ウエストファリア体制 第6回 ヨーロッパ以外の国際政治システム:中国の華夷秩序 第7回 ヨーロッパ国際システムのアジア・アフリカへの適応(日本の開国などを事例に) 第8回 2度の世界大戦 第9回 冷戦の起源 第10回 脱植民地化の時代 第11回 ポスト冷戦 第12回 21世紀の国際関係① 第13回 21世紀の国際関係② 第14回 まとめ |
評価方法 | 小テスト30%、レポート70% 進級や卒業に支障が生じる際でも、救済措置はありません。 レポートや試験で不正行為を行った場合には、ほかの科目でも単位が与えられません。 小テストは持込不可です。図書館から借りた本にメモして持ち込んだ場合には、不正行為と見なされます。 |
テキスト・参考文献等 | テキスト Joseph S. Nye, Jr. and David A. Welch, Understanding Global Conflict and Cooperation: An Introduction to Theory and History, 10th ed. (Boston: Person) 総合政策学部図書室327/N99 ジョセフ・S・ナイ・ジュニア=デイヴィッド・A・ウェルチ/田中明彦・村田晃嗣訳『国際紛争――理論と歴史(原著第10版)』(有斐閣)中央図書館319/N99 上記2冊の内容は、ほぼ同じです。 2冊とも用意して下さい。 講義では、英語を交えます。 その他参考になる書籍については、第1回講義で文献リストを配布しますので、それを参考にして下さい。 高校で世界史を学んでこなかったなど、国際政治対する知識の無い方は以下の文献のなかでどれかを読むことを進めます。 O・A・ウェスタッド、佐々木雄太監訳『グローバル冷戦史-第三世界への介入と現代世界の形成』名古屋大学 出版会、2010年。 岡本隆司『世界史序説―アジア史から一望する』ちくま新書、2018年。 小川浩之、板橋拓己、青野利彦『国際政治史―主権国家体系の歩み』有斐閣、2018年。 君塚直隆『近代ヨーロッパ国際政治史』有斐閣、2010年。 佐々木卓也『冷戦-アメリカの民主主義的生活様式を守る戦い』有斐閣、2011年。 |
授業外の学習活動 | 複数回の授業の後半で、小テスト(小論文)を行います(参照不可)。 小テストや出席確認はmanabaで行うため、各自でパソコンを用意しておいて下さい。 パソコンはシステム管理室で貸し出すことも可能ですが、台数に限りがあります。 パソコンは、各自でネットワークに接続しておきましょう。 授業時間内にmanabaの小テストを解き、「提出確認」ボタン→「提出」ボタンの順に押して、小テストを提出しましょう。 時間を過ぎてから提出しようとしても、「提出できませんでした。受付は終了しました。」と表示され、提出できませんので、あらかじめご注意下さい。 時間内に小テストを提出しなかった場合には、マイナス10点となります。 小テストで、予習を行わなかったため授業内容を理解できていない場合、その都度、最大10点まで減点させていただきます。 小テストでは、1,000字以上は記入して下さい。 まれにmanabaで小テストを行えないことがあるため、小テスト提出用にルーズリーフ1枚を持参しましょう。 manabaが使える場合には、ルーズリーフなど紙媒体での小テスト提出は不可とさせていただきます。 なお、小テストの内容や出席確認用の番号を欠席者に教えることは、不正行為と見なされます。 |