学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | ベンチャー経営論 |
学期名称 | 後期 |
配当年次 | 3・4年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 亀井 省吾 |
教員カナ氏名 | カメイ ショウゴ |
履修条件 | 経営関連諸科目の並行履修が望ましい。 |
科目の目的・到達目標 | 当該科目の到達目標は以下3点。 ・ビジネス開発を実践的に理解する。 ・スタートアッププロセスや、それを加速するシステムについての知識を得る。 ・ベンチャーファイナンスの基礎知識を得る。 |
授業の概要 | 本授業で学ぶ項目は大きく以下3つに分かれる。 (序盤) ビジネスモデルをデザインし持続的に成長を遂げるためのプロセスを、そのダイナミズムを理解しながら実践的に習得する。 (中盤) 目紛しく変化する今日の事業環境下で、ITなど破壊的技術を駆使するベンチャー企業に特徴的なリーンスタートアッププロセスや、それを加速させる仕組み(装置)を理解する。 (終盤) ベンチャー企業の資金調達手法と企業価値を定量的に把握する方法を理解する。 |
授業計画 | 第1回 ベンチャービジネスとアントレプレナーシップ 第2回 起業家とチーム 第3回 ビジョンとビジネスモデル 第4回 ビジネス・アーキテクチャと工程構築、ケース1課題提示(課題解決型学習) 第5回 ケース1課題プレゼンテーション、ディスカッション 第6回 市場環境とドメイン構築、ケース2課題提示(課題解決型学習) 第7回 ケース2解題:不確実環境下におけるドメイン再定義とエクスプロレーション 第8回 リーンスタートアップ 第9回 スタートアップ事例研究 第10回 スタートアップとオープンイノベーション、ケース3課題提示(課題解決型学習) 第11回 ケース3課題プレゼンテーション、ディスカッション 第12回 ベンチャーファイナンス:ベンチャーキャピタル、CVC 第13回 事業計画と企業価値 第14回 総括・まとめ 教員は、1990-2005年 東京海上日動火災保険株式会社勤務(投資部、金融開発部ほか)などにてベンチャーキャピタル投資による企業育成に従事してきている。 |
評価方法 | 平常点40%、課題提出30%、試験30%。ただし、出席率が70%に満たない者、課題を提出しない者、試験を受けない者はE判定とする。 |
テキスト・参考文献等 | (テキスト) 必要に応じてmanabaまたは授業にてレジュメ配布。 (参考文献) ダイアナ・キャンダー『スタートアップ』新潮社、2017. 亀井省吾『障碍者雇用と企業の接続的成長:事業における「活用」と「探索」の考察』学文社、2016. エリック・リース『リーン・スタートアップ』日経BP社、2012. ランダル・ストルス『Yコンビネーター』日経BP社、2013. 磯崎哲也『起業のファイナンス』日本実業出版社、2010. |
授業外の学習活動 | 毎回授業前にmanabaコースニュースに掲載するレジュメに必ず目を通した上で出席すること。また、授業及びmanabaコースニュースに提示する課題に必ず取り組むこと。 |