学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 卒業研究(演習)Ⅰ/事例研究(演習)Ⅱa |
学期名称 | 前期 |
配当年次 | 4年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 加藤 久典 |
教員カナ氏名 | カトウ ヒサノリ |
履修条件 | 特になし。しかし「マレー・インドネシア語」「東南アジア社会文化論」「専門演習」(東南アジアの理解)を履修していることが望ましい。 |
科目の目的・到達目標 | ●東南アジアの宗教や社会を分析し、異文化共存や宗教問題について考察する ●イスラームの本質を理解し、人類共存の方策を探る ●東南アジアやインドネシアに存在する様々な「価値」探訪する ●以上を通して、現代世界が直面する宗教紛争や自文化中心主義を批判的に検証する |
授業の概要 | 東南アジア理解のための知識を学び、特にインドネシアの社会文化と宗教(イスラームを中心)に関する文献・資料を読解し、学生の討論を中心に進める。またインドネシアとの比較という視点で、他の東南アジア地域も必要に応じて研究対象とする。本ゼミでは、宗教の社会的役割、異なる宗教の共存、多様化する宗教解釈を中心問題にする。 また、イスラームなどの既成宗教と土着文明の関係についても考察する。それらを通して、学生がテーマを設定し、研究課題について発表し、同時に論文作成能力の基礎を養う。想定されるテーマは「イスラームと政治」 |
授業計画 | 第1回:年間スケジュールの確認 第2回:これまでのテーマの相互学習 第3回:学術論文の基礎(倫理) 第4回:学術論文の基礎(文献調査) 第5回:学術論文の基礎(手法) 第6回:学術論文の基礎(仮定・意義・研究トピック) 第7回:学術論文の基礎(構成) 第8回:学術論文の基礎(参考資料の明示など) 第9回:学術論文の基礎(先行論文の検証) 第10回:卒業論文計画書の作成 第11回:卒両論文計画書の検討 第12回:各卒業論文テーマの意義 第13回:各卒業論文の構成 第14回:各卒業論 |
評価方法 | 個人発表 グループ発表、出席、レポートなどを総合して判断する |
テキスト・参考文献等 | テキストは、必要に応じて配布する。またその都度提示する。 参考文献として、V.S. ナイポール『イスラム再訪』岩波書店、V.S. Naipaul, Beyond Belief, Vintage Books、A. Schwarz, A Nation in Waiting、H.Kato (ed.), The Clash of Ijtihad,H.Kato, など |
授業外の学習活動 | 資料・文献は事前に講読すること |