学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 卒業論文 |
学期名称 | 後期 |
配当年次 | 4年次配当 |
単位数 | 4単位 |
授業担当教員 | 岡嶋 裕史 |
教員カナ氏名 | オカジマ ユウシ |
履修条件 | 出席は毎回必須です。情報処理技術者試験を受験していただきます。 |
科目の目的・到達目標 | 情報技術を使って、社会に存在する問題を解決していく方法論を学びましょう。たとえば、発達障害で生活に困難を抱えている児童・生徒に対して、情報技術はどんなサポートを提供できるか、人口減少が進行する地域に対して、情報技術を用いたどのような振興策が考えられるか等を、調査・ 分析し、解決策を立案・実装できるようになるのが目標です。情報技術に近しい領域であるゲーミフィケーションやサブカルチャーも、積極的に適用していきます。 |
授業の概要 | 企業や自治体と連携しながら、現実に存在する問題を対象に、研究を行っていきます。年度によっ て提供できるテーマは異なりますが、今年は神奈川県の地域振興や、学童期の子供たちに対す る情報教育パッケージの開発、情報リテラシを学ぶ意欲が低い学生・社会人に対する擬人化による 情報教育手法の確立などを企業との連携で行うことを予定しています。 授業計画に既定のテーマを記しましたが、テーマは各自で設定することを推奨いたします。各種のアイデアソンやハッカソンへの参加も紹介しますので、是非ご参加ください。アイデアにとどまらず、問題解決に実際に役立つシステムを構築していただきます。 社会に出たときに、実際に「モノ」を作ることができるのは大きな強みです。一緒にシステムを構築していきましょう。 |
授業計画 | 第 01 回 前期ガイダンス・進路相談 第 02 回 卒業論文の書き方(1)テーマ設定 第 03 回 卒業論文の書き方(2)先行研究の調査 第 04 回 卒業論文の書き方(3)仮説の構築 第 05 回 卒業論文の書き方(4)データの可視化 第 06 回 就職指導(エントリーシート対策) 第 07 回 就職指導(面接対策) 第 08 回 アイデアソン 第 09 回 LMS の企画と運用 第 10 回 LMS についてのブレーンストーミング 第 11 回 LMS 実装への参加(1)コンテンツ制作 第 12 回 LMS 実装への参加(2)音声編集 第 13 回 LMS 実装への参加(3)実運用 第 14 回 総括・まとめ:卒業論文の進捗確認と後期のスケジュールについて 第15回 後期ガイダンス 第16回 卒業論文中間報告(1)テーマ粒度の確認 第17回 卒業論文中間報告(2)先行研究調査の妥当性 第18回 卒業論文中間報告(3)仮説の飛躍検証 第19回 卒業制作準備(論文以外に実装製品を製作する) 第20回 疑似 3D 環境制作に関するディスカッション 第21回 MMD モデルの制作 第22回 MMD を利用した動画の制作(1)ボーンの解析 第23回 MMD を利用した動画の制作(2)モーションの調整 第24回 Unity を利用した 3D ゲームの開発(1)オブジェクトの理解 第25回 Unity を利用した 3D ゲームの開発(2)アセットの活用 第26回 卒業論文最終審査 第27回 卒業論文修正期間 形式・論理の確認 第28回 総括・まとめ:2年間の評価と懇親会 |
評価方法 | 毎回の出席を前提として、調査への参加姿勢 30%、プレゼンテーション 30%、期末レポート40%とします。 |
テキスト・参考文献等 | 授業中に指示します。 |
授業外の学習活動 | プログラミングや 3D 環境制作などの実習では、授業時間内でコーディングを終了することは不可能です。授業内で制作のポイントを説明し、仕様の策定を一緒に行いますので、コーディングに ついてはゼミ以外の時間で実装していただく必要があります。 授業時間外の作業は必須だとお考えください。 また、授業中に修得したことは、10 分でいいので復習していただくと、記憶定着率が違ってきます。是非、復習の時間を確保してください。 就職活動や、就職後のキャリアパスを考慮して、経済産業省の情報処理技術者試験の取得を推奨しています。ゼミで制作協力したアプリや書籍があるので、受験とともに、アプリの改善などにも参加していただけると嬉しいです。 |