学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 専門演習Ⅰ |
学期名称 | 前期 |
配当年次 | 2年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 黒田 絵美子 |
教員カナ氏名 | クロダ エミコ |
履修条件 | 演劇・映画・落語などに興味があり、分析的に研究を行って論文もしくは卒業制作に熱意を持っ て取り組む意欲のある人 |
科目の目的・到達目標 | さまざまなジャンルの劇作品について、時代背景や作者の創作意図といったテーマ的分析と表現 形態およびその劇効果といった手法的分析を行う訓練を重ねることにより、作品に描かれる多様な 人物研究を通して、人間の諸相を深く考察する姿勢を身につけることを目的とする。到達目標は、 物事や人を単に表層的・数量的に理解するのではなく、数字やレッテルでは計り知れない人の心や 人間関係の機微のわかる感性を持つ人として社会へ出ていただくこと、を目指す。 |
授業の概要 | 映像化されているアメリカ演劇の名作、落語、能などの鑑賞・テーマ分析・テキスト分析ののち、 ゼミ生間での意見交換を行って、①テーマの掘り下げ、②自分の分析を論証する時代背景・先行研 究の学修、③作品の表現手法の研究を進める。 授業は、担当者によるプレゼンとゼミ生間でのディスカッション、指導教授による分析の方向づ け、参考文献および資料の紹介を中心に進めていく。研究の集大成として4 年次には卒業論文も しくは卒業制作を課す。 |
授業計画 | 第01 回 イントロダクション 第02 回 作品研究(演劇・手法:リアリズム テーマ:家族) 第03 回 作品分析・意見交換 第04 回 学生によるプレゼン(1) 第05 回 学生によるプレゼン(2) 第06 回 関連文献輪読(1) 第07 回 関連文献輪読(2) 第08 回 関連文献輪読(3) 第09 回 作品研究(落語 落とし噺) 第10 回 笑いの研究 文献購読(1) 第11 回 笑いの研究 文献購読(2) 第12 回 学生によるプレゼン(1) 第13 回 学生によるプレゼン(2) 第14 回 前期総括 |
評価方法 | 授業への貢献度 50% & 期末(前・後)50% |
テキスト・参考文献等 | 各回のテーマに応じてプリント配布 |
授業外の学習活動 | 演劇・映画・古典芸能鑑賞を通して、分析・評価の訓練を行う。授業で学んだ分析手法を各自で 観た作品にあてはめる。 |