学部・研究科 | 総合政策学部 |
---|---|
授業科目名 | 基礎演習Ⅰ |
学期名称 | 前期 |
配当年次 | 1年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 実積 寿也 |
教員カナ氏名 | ジツヅミ トシヤ |
履修条件 | |
科目の目的・到達目標 | 社会における様々な問題に対する議論を通じて、社会科学における考え方、レジュメ・レポート作成に関するルールと技術、ディベートおよびプレゼンテーションの基本的な技術を身に付けることを到達目標とする。 |
授業の概要 | 大学(およびその後の社会)での学習は、標準的な学習内容というものが存在する高等学校までとは大きく異なり、学習者自身の自律性に大きく依存している。具体的には、自身の問題意識に従って幅広く多角的に情報収集を行い、内容を批判的に検討した上で問題の本質に迫り、対策・解決策を論理的に構築する。さらに、それを周りの人々に対し説得的に提示し、他者から意見を柔軟に吸収して自らのアイデアを改善するというスタイルが求められる。 本演習では、それを身につける出発点として、資料を読み込んで、分かりやすく簡潔に他者に伝え、ディスカッションをリードして、新たな気づきを獲得することを目指す。各回の報告担当者はテキストの指定箇所を分かりやすくプレゼンした上で論点を提示することが、他の受講者には、指定箇所を事前に読み込んだ上で、著者の結論に対する批判的意見を提出することが期待される。 |
授業計画 | 1. ガイダンス 2. オリエンテーション、引用と剽窃 3. プレゼン方法、レジュメの作り方 4. 図書館ツアー 5. 統計学の基礎 6. FACTFULNESS or 経済教室の検討 7. FACTFULNESS or 経済教室の検討 8. FACTFULNESS or 経済教室の検討 9. FACTFULNESS or 経済教室の検討 10. 学会参加 11. FACTFULNESS or 経済教室の検討 12. 研究会合宿参加により代替 13. 合宿の総括 14.研究会合宿参加により代替 上記はシラバス作成時の予定であり、変更の可能性がある。 参加必須の校外演習を週末に実施する予定。 参加イベント 第四回情報法制研究所シンポジウム(6/13@東大本郷) 情報通信学会次世代ネット政策研究会春合宿(6/27-28@青森公立大) |
評価方法 | 成績は、レポート提出・報告と議論参加(話題提供や質疑)から総合的に評価する。成績配分は、レポート提出・報告が50%、議論参加(平常点)が50%。 なお、病欠・公欠といった特段の理由なく欠席がある場合、あるいは無断欠席の場合は、単位を一切認めないので注意すること。 |
テキスト・参考文献等 | 【テキスト】 ①河野哲也『レポート・論文の書き方入門 第4版』慶應義塾大学出版会、2018年 ➁倉田博史『[図解]大学4年間の統計学が10時間でざっと学べる』KADOKAWA、2019年 ③ハンス・ロスリング他『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』日経BP ④経済教室、日本経済新聞(「日経テレコン」より入手可能) |
授業外の学習活動 | 報告担当者は以下のスケジュールに沿って授業時間外の学習を実施 一週間前:報告担当素材を選択 演習前々日正午まで:担当素材についてレジュメおよび報告用スライドを提出 報告担当者以外は議論の準備として以下のスケジュールに沿って時間外学習を実施 演習前々日正午まで:報告担当者が指定した素材についてレジュメを提出 |