学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 事例研究(演習)Ⅰ |
学期名称 | 前期 |
配当年次 | 3年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 高野 さやか |
教員カナ氏名 | タカノ サヤカ |
履修条件 | 「文化人類学Ⅰ」を履修済みであることが望ましい。また「法人類学」を履修予定であること。 |
科目の目的・到達目標 | 法・経済・政治・科学技術・文化など、複数の専門性が接する領域を取り扱う近年の文化人類学の展開をふまえて、参加者それぞれが思考を深めること。自分で問いをたててそれに答えること、それに必要な各種のスキルを磨くこと。 |
授業の概要 | 文化人類学は人々の多様な実践と結び付けて、現代社会の諸問題を論じてきた。この授業ではこ うした人類学の文献を手掛かりに、身の回りの問題を読み解いていく。3年次には文化人類学の研究手法について理解を深めたうえで、それぞれの関心に従って研究計画をたて、夏休み期間を中心に実施する。学年末にはそれぞれが1万字程度のレポートを完成させる。 |
授業計画 | 第01 回 ガイダンス、担当決め 第02 回 文化人類学の視座について 第03 回 観察課題、写真観察法の実践 第04 回~第06回 フィールドワークとは 第07 回~第10 回 エスノグラフィを読む 第11 回 研究計画書(1):先行研究のレビュー 第12 回 研究計画書(2):問いの所在 第13 回 研究計画書(3):具体的な調査項目と方法 第14 回 小括:夏休み中の課題の設定 |
評価方法 | 報告担当、そのほか積極的な授業への参加 50%、学年末レポート 50% |
テキスト・参考文献等 | 春日直樹(編)『人類学で世界をみる―医療・生活・政治・経済』ミネルヴァ書房、2008 年。 ISBN: 4623051137、3780 円 岸政彦・石岡丈昇・丸山里美『質的社会調査の方法―他者の合理性の理解社会学』有斐閣、2016 年。 ISBN: 4641150370、2052 円 菅原和孝(編著)『フィールドワークへの挑戦』、世界思想社、2006 年。ISBN: 4790711889、2484 円 白石壮一郎・椎野若菜(編)『社会問題と出会う』古今書院、2017 年。ISBN:4772271287、3 |
授業外の学習活動 | 課題文献を全員が読むこと。現地調査を計画・実施すること。 |