学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 情報セキュリティ論/情報技術と社会システム |
学期名称 | 後期 |
配当年次 | 2年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 影井 良貴 |
教員カナ氏名 | カゲイ ヨシタカ |
履修条件 | |
科目の目的・到達目標 | 情報システムとインターネット等によって成り立っている情報社会の基本構造とその変化について理解すると共に、情報セキュリティに関する諸問題に対応する個人的、組織的な能力を身につける事を目標とする |
授業の概要 | 21世紀は、情報社会、ネットワーク社会、知価社会など様々な言葉で呼ばれているが、その基本的な構造は、インターネット等によって接続されたコンピュータ群の中に各種のプログラムや様々なデータを格納し利用しているシステムである。そして、この構造は、技術の進歩によって変化してきていると同時に、情報の持つ意味も変化してきている。このような状況の中で、社会の正常性を維持するために必要な概念の1つが情報セキュリティである。 本講義では、社会の基本構造を理解するとともに、この仕組みが直面している脅威を知り、それに対する技術的、法制度的な対策を学習することにより、個人や組織が行うべき情報セキュリティに対する具体的な対応策やその考え方を学習する。 |
授業計画 | 1.情報社会の基本構造 2.情報セキュリティの概念1 脆弱性 3.情報セキュリティの概念2 脅威とリスク 4.ネットワークにおける脅威 5.コンピュータにおける脅威 6.情報セキュリティの中核技術としての暗号技術 7.情報セキュリティの中核技術としての認証技術 8.情報関連法制度 9.個人情報保護 10.電子証跡 11.外部委託 12.情報セキュリティマネジメント リスクコミュニケーション 13.最近の動向 14.まとめ:情報セキュリティと情報社会 |
評価方法 | 基本は、筆記試験を行い評価する。(65%程度) 但し、レポート及び小テスト等の提出物等も加味する(35%程度) |
テキスト・参考文献等 | 「情報セキュリティ読本 五訂版 -IT時代の危機管理入門-」 著者:情報処理推進機構(IPA) 出版社:実教出版株式会社 ISBN:978-4-407-34775-3 講義では、主にスライドを使用するが、予習と復習及び試験時に使用する 参考資料については、その都度講義の中で紹介する |
授業外の学習活動 | 授業の予習復習を実施することと、情報セキュリティに関連する日常の報道について、関心を持って見ておき、わからないことは調べておく。 |