学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 市場調査論 |
学期名称 | 後期 |
配当年次 | 3・4年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 小野 晃典 |
教員カナ氏名 | オノ アキノリ |
履修条件 | |
科目の目的・到達目標 | 流通・マーケティング政策の意思決定者は、企業目的に合致した最適な流通・マーケティング活動を行うために、何らかの根拠で戦略策定した後、その効果を観察することによって次なる戦略策定にフィードバックさせます。同様に、流通・マーケティング研究者もまた、流通・マーケティング現象を説明するために、何らかの理論モデルから仮説を導出した後、それを実証(反証)することによって次なる仮説導出にフィードバックさせます。本講は、データ解析を体得し、こうした営みの一端を体験することを目的とします。 |
授業の概要 | 授業は、基本的に次のフェーズの繰り返しとなります。①奇数回目は講義形式で進めます。数あるデータ解析技法の中から1技法を取り上げ、その使い方を学びます。②偶数回目は実習形式で進めます。パソコンを使ってデータを解析し、戦略策定を行う仕方を体得します。なお、使用する統計ソフトはSASです。①と②を終えたら、実習結果をレポートにまとめて提出してもらいます。 |
授業計画 | 1.主成分分析[講義] 2.主成分分析[実習] 3.因子分析[講義] 4.因子分析[実習] 5.クラスター分析[講義] 6.クラスター分析[実習] 7.判別分析[講義] 8.判別分析[実習] 9.回帰分析Ⅲ[講義] 10.回帰分析Ⅲ[実習] 11.コンジョイント分析[講義] 12.コンジョイント分析[実習] 13.多次元尺度構成法[講義] 14.多次元尺度構成法[実習] |
評価方法 | 平常点100%で評価します。期末試験は行いません。その代わり、講義&実習が終了するたびに毎回レポートを課して評価します。授業時間内に、あるいは、終わらなければ授業時間外にレポートを作成し、その次の週に提出してもらいます。レポートの提出率が低かったり、出来が悪かったりした場合、不正レポートが疑われる場合、成績は不可(E)となります。なお、レポートは返却しない代わりに、提出前の実習時に質問を充分に受け付けます。また、授業への参加も評価します。毎週の講義・実習の時間に参加しなければ、減点します。 |
テキスト・参考文献等 | 〔テキスト〕 使用しません(担当教員が自作した教材を配布します)。 〔参考書〕 要望する履修者には個別に適時紹介します。 |
授業外の学習活動 | 実習のためのデータは、教員が提供しますが、独自のデータで実習することを推奨します。そのために、講義後・実習前に、授業外にて自力でデータを探索・収集するとよいでしょう。 実習時間内でレポート作成が終わればよいのですが、終わらなかった場合には、授業外にてレポート作成を行って、期日までにレポートを提出できるように準備してください。 |