学部・研究科 | 総合政策学部 |
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授業科目名 | 社会安全政策論Ⅰ |
学期名称 | 前期 |
配当年次 | 3・4年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 四方 光 |
教員カナ氏名 | シカタ コウ |
履修条件 | なし |
科目の目的・到達目標 | 犯罪政策の視点を養う。主要な犯罪事象の現状と現行政策の概要を知る。 |
授業の概要 | 犯罪政策の総論と各論の一部を取り上げる。犯罪発生後の捜査・検挙から裁判所の判決と執行に至る刑事司法制度の中でも古典的な犯罪概念では捉えにくい犯罪事象と、刑事司法制度の枠に収まらない犯罪予防の施策と犯罪発生後の非公式な事後処理の可能性を取り上げる。犯罪政策というアプローチが登場した背景、問題意識を総論として学ぶ。各論では、社会のシステム化と組織化という背景に、深刻な犯罪問題になっている、企業犯罪、組織犯罪、テロ、サイバー犯罪を取り上げる。各論では、刑事法を学ぶうえで重要な、現在の治安情勢と犯罪事象に対する警察等での施策の把握を中心にする。日本の犯罪政策の最前線にいる警察実務家等を学外講師としてお招きしてオムニバス形式で授業を行う。 |
授業計画 | 第1回:ガイダンス(中央大学総合政策学部教授 堤和通) 第2回:総論①古典近代、刑事司法の原型(堤) 第3回:総論②新古典、刑事司法の展開と社会安全政策(堤) 第4回:治安情勢(警察政策研究センター) 第5回:組織犯罪①(警察政策研究センター) 第6回:組織犯罪②(法学部教授 四方光) 第7回:組織犯罪③(堤) 第8回:企業犯罪①(警察政策研究センター) 第9回:企業犯罪②(四方教授) 第10回:交通安全①(警察政策研究センター) 第11回:交通安全②(堤) 第12回:サイバー犯罪①(警察政策研究センター) 第13回: サイバー犯罪②(四方教授) 第14回:立法過程(四方教授) |
評価方法 | 試験による。 |
テキスト・参考文献等 | 警察政策学会編『社会安全政策論』立花書房 |
授業外の学習活動 | 授業時に投影するmanabaを十分活用すること。キーワードの把握、引用部分の理解、リンクを張ったURL先文献の熟読に努めること。 |