学部・研究科 | 総合政策学部 |
---|---|
授業科目名 | 地域研究方法論 |
学期名称 | 後期 |
配当年次 | 2年次配当 |
単位数 | 2単位 |
授業担当教員 | 清水 芳見 |
教員カナ氏名 | シミズ ヨシミ |
履修条件 | |
科目の目的・到達目標 | 本講義は、地域研究の現状について認識させたうえで、主として文化人類学の立場から、フィールドワークの具体的な方法を学習させることを主たる到達目標とする。 |
授業の概要 | この講義では、人文・社会諸科学の理論と多様な人間社会の現実との相互作用としての地域研究について論じる。まず、地域研究の現状を概説したうえで、地域研究を発展させた文化人類学を中心に、フィールドワーク(現地調査)の具体的な方法について講義する。 なお、講義は履修者が文化人類学Ⅰ、Ⅱを履修していることを前提に進める。 |
授業計画 | 授業の詳細は以下の通りである。 ①授業方針 ②地域研究の現状(1) 「地域」と「地域研究」 ③地域研究の現状(2) 「総合的地域研究」確立への動きと結末 ④地域研究とフィールドワーク(1) 地域研究と文化人類学 ⑤地域研究とフィールドワーク(2) B・K・マリノフスキーの生涯 ⑥フィールドワークの方法(1) 現地に赴くまで[1] 調査国の選定 ⑦フィールドワークの方法(2) 現地に赴くまで[2] フィールドワークの準備 ⑧フィールドワークの方法(3) フィールドワークの基本 ⑨フィールドワークの方法(4) 現地に入ってから[1] 調査地の選定 ⑩フィールドワークの方法(5) 現地に入ってから[2] 調査地選定の具体例:ヨルダン ⑪フィールドワークの方法(6) 現地に入ってから[3] 調査地選定の具体例:ブルネイ ⑫フィールドワークの方法(7) フィールドワークを終えてから ⑬フィールドワーカーの研究倫理 ⑭まとめ 授業では、必要に応じて、CD・ヴィデオ等の映像資料を用いる。また、授業中に授業に関するリアクションペーパーを書いてもらうことがある。 |
評価方法 | 成績評価は以下に基づいて行なう。 (1) 平常点(リアクションペーパーおよび授業中の発言。約30パーセント) (2) 学期末レポート(フィールドワークを実施し作成。約70パーセント) |
テキスト・参考文献等 | テキストはとくに使用しない。授業中、適宜資料を配布する。 |
授業外の学習活動 | 授業関連教材の予習・復習 |