シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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現代中国文学B | 2025 | 後期 | 火1 | 文学部 | 明田川 聡士 | アケタガワ サトシ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-LT1-E210
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では台湾文学について学んでいきます。
日本統治期の日本語文学から、現在の中国語文学まで、20世紀から21世紀にかけての台湾の代表的作家とその代表作を取り上げます。台湾文学の文学史的展開をたどると同時に、その作家が誕生し、作品が創作された背景に垣間見る台湾と東アジアの歴史的・社会的状況も探っていきます。
毎回の授業では、前半に各回テーマに関する事項について教員が解説し、後半は学生全員で作品内容について議論していきます。そのため、授業当日までに作品に目を通しておくことが【必須】です。
作品のコピーは前週までに配布します。講読作品は日本語原作あるいは中国語原文の日本語訳を使います。講義終了時には作品の概要と所感を記述し、次回授業の冒頭で教員からフィードバックを行います。
科目目的
台湾文学の代表的作家とその作品を知ることを目的とします。
到達目標
文学作品を鑑賞する読解力(インプット)、それを考察し分析する文章力(アウトプット)を身につけることを到達目標とします。
授業計画と内容
1 ガイダンス
2 頼和とその作品
3 楊逵とその作品
4 王昶雄とその作品
5 呂赫若とその作品
6 白先勇とその作品
7 黄春明とその作品
8 朱天心とその作品
9 余光中とその作品
10 トパス・タナピマとその作品
11 黄錦樹とその作品
12 阮慶岳とその作品
13 劉梓潔とその作品
14 授業総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 1 課題への指示を正確にとらえて作成していること。 2 提出期限内に決められた様式で提出していること。 3 論述内容に主体性が表現できていること。 |
平常点 | 25 | 1 事前学修として文献に目を通していること。 2 授業中の質問に対して積極的に応答していること。 |
その他 | 25 | 1 事後学修としてレスポン等に作品の概要と所感を規定の文字数で記していること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
レポートの課題内容については、ガイダンスおよび授業の中で説明します。
配点については下記の通りです。
期末レポート50%(つまり、100点を50点満点に換算します)
・論述対象の選択は適切か 5点
・タイトルの設定は適切か 15点
・レポートとしての体裁を守っているか(要件を満たしているか、ページ脚注や文末脚注、参考文献、ページ番号があるか) 15点
・引用の仕方が適切か(剽窃は厳禁) 15点
・主体的に問題意識をもっているか。論理的な記述がなされているか(論理の飛躍、説明不足、事実の誤認には注意) 50点
・発展的な期待が持てるか(ゼミ報告や卒業論文などへの展開) 追加点
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストとして、作品のコピーを配布します。
参考文献については、授業内で適宜紹介します。