シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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東南アジア研究Ⅲ経営/アジア経営論 | 2025 | 秋学期 | 金5 | 国際経営学部 | 若松 勇 | ワカマツ イサム | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-AT3-AI08
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
21世紀はアジアの世紀と言われる。日本企業にとって、アジアはビジネスの主戦場となっている。しかし、近年のグローバル経済の変容や急激な経済成長の中で、アジアのビジネス環境もダイナミックに変化を遂げている。本講座では、グローバル経済の潮流変化も踏まえつつ、アジア市場の変化、異なる環境下で日本企業が遭遇する課題やリスクなどを包括的に学び、アジアビジネスへの理解を深めることを目的とする。なお、本講座はアジアを広く俯瞰しつつ、注目の集まるASEAN(東南アジア)ビジネスにフォーカスする。
科目目的
アジアにおけるビジネス環境の変化、日本企業が直面している課題を包括的に学び、アジアビジネスへの理解を深める。
到達目標
経済安全保障、サステナビリティなどグローバルな課題の動向も理解しつつ、アジアで起きている様々な経済事象の背景やその影響を自ら考えられるようになることを目標とする。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション:世界の中のアジア
第2回 アジアの生産ネットワーク(サプライチェーン)
第3回 アジアの経済統合
第4回 アジアの消費市場
第5回 アジアのスタートアップ
第6回 ASEANビジネス(1)(原加盟国)‐機会と課題‐
第7回 ASEANビジネス(2)(新規加盟国)‐機会と課題‐
第8回 インドビジネス‐機会と課題‐
第9回 アジアの中の中国
第10回 米国からみたアジア
第11回 アジアのビジネスと人権
第12回 アジアの脱炭素化
第13回 アジアの経済安全保障
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
<予習>毎回、次回テーマについて短く解説するので、当該週で扱うトピックに関して、事前に情報収集して、疑問点を整理しておく。
<復習>講義後コメントシート・小課題の提出
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 選択式のテスト |
平常点 | 20 | 講義後のコメント |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
日本政府の貿易・投資振興機関ジェトロで30年以上にわたり、日本企業の海外展開を支援する調査・情報提供に従事してきた。タイに通算10年近く駐在し、広域をカバーして、中国からインド、南西アジアまで幅広く現地調査を行う経験もした。米国ニューヨークにも4年半駐在。現在はジェトロ・アジア経済研究所で、ジャカルタに本拠を置く国際機関のASEAN・東アジア経済研究センター(ERIA)と連携し、ASEAN向け政策提言活動に取り組んでいる。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
日本企業の支援活動を通じて、海外ビジネスの現場をみてきた経験や海外駐在から得た実体験に基づく内容を授業の中で紹介していきたい。
テキスト・参考文献等
授業でテキストを使用せずに、レジュメ等の配布資料で代替