シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本政治史特殊研究ⅡA | 2024 | 前期 | 月2 | 文学研究科博士課程後期課程 | 加藤 聖文 | カトウ キヨフミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JH6-111L
履修条件・関連科目等
日本政治史特殊研究ⅡB
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
世界史的視野、とくに東アジア史の視座から日本近代史を把握できる能力の習得を目的とします。また、研究機基礎となる先行研究を押さえると同時に実証研究の基本となる史料読解能力・調査能力を身につけることも狙いとします。具体的には第一次世界他薦から満洲事変後までの満洲をめぐる日中関係および満洲経営について一次資料を解読しつつ各自が報告を行い、議論を深めていきます。
科目目的
自己の専門テーマにとらわれることなく幅広い知識と世界史的な視野の習得を目標とし、あわせて実証研究の基本となる史料への関心と調査能力を身につけることを目的とします。
到達目標
博士論文執筆に必要な高度な史料読解能力の習得を目標とします。
授業計画と内容
(前期)
第1回 ガイダンス:前期授業の進め方
第2回 日記解読(1930年1月)
第3回 日記解読(1930年2月)
第4回 日記解読(1930年3月)
第5回 日記解読(1930年4月)
第6回 日記解読(1930年5月)
第7回 日記解読(1930年6月)
第8回 日記解読(1930年7月)
第9回 日記解読(1930年8月)
第10回 日記解読(1930年9月)
第11回 日記解読(1930年10月)
第12回 日記解読(1930年11月)
第13回 日記解読(1930年12月)
第14回 全体討論
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業の都度、紹介する文献に目を通し、関連する史料の所在調査を自発的に行うこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 20 | 議論の場での積極的な発言 |
その他 | 80 | ゼミ発表:問題関心の明確さ、先行研究を踏まえた独創性、史料に対する関心度 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは「山﨑元幹日記」。
参考文献は、『史料 満鉄と満洲事変』(上下巻、岩波書店、2011年)。その他の論文は適宜指定。