シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 健康・スポーツⅡ テニス | 2025 | 秋学期 | 金3 | 商学部 | 植田 実 | ウエダ ミノル | 1年次配当 | 1 | 
科目ナンバー
CM-PP1-73XT
履修条件・関連科目等
事前登録科目につき、ガイダンスへの参加が必要です。日程等の詳細を授業時間割で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テニスは生涯を通じて楽しむことができるスポーツである。また、世界的に認知度の高いメジャースポーツと言える。基本技術(グランドストローク、ネットプレー、サービス&レシーブ)を習得し、ルール、審判法を学びテニスの楽しさを理解出来るようになること。そして、受講者間でのグループ学習により、自身が持つコミュニケーション能力を高めてもらいたい。
科目目的
「リベラルアーツ科目」として位置づけられている健康・スポーツ科目では、その受講後に「自らの意志」で健康増進に繋がるような身体運動・スポーツ活動を行っていく際に有益となる、実践的な知識や考え方を修得することを目的としている。
学生がテニスという世界各国で行われている国際的メジャースポーツを学ぶことにより、今後の人生において、海外での人と人との大きな繋がりをもたらす。テニス競技が持つ相手への敬意、尊重は人間力向上につながる。また、学生同士のグループワークは自身のコミュニケーション力を引き出し、協働する力をもたらす。そして、学生がテニスを互いに指導し合う経験をし、新しい人間関係構築に寄与するものとなる。
到達目標
・学生が基本技術の習得とルール・審判法を理解し、受講者同士でゲームが出来るようになること。
・初めてテニスのラケットを持つ学生がボールを打つ楽しさからゲームを楽しむまでの過程を学生同士で共有できるようになること。
・学生が協働して目標達成するためのコミュニケーション能力の実践ができるようになる。
・学生がテニスの持つ相手への敬意や配慮を学び、実践できるようになること。
・学生が初心者へのテニス基本技術の習得、ルール、審判法が教えられるようになる。
授業計画と内容
1:テニスの理解 
 ・授業の進め方、テニス競技について説明 
2:テニスの基本技術(ラケッティング) 
 ・ラケットとボールを使っての遊びと簡易ゲーム 
3:グラウンドストローク(フォアハンド)の動きの理解 
 ・ラケッティング、フォアハンドストロークの練習、簡易ゲーム 
4:グラウンドストローク(フォアハンド)のスキル向上 
 ・ラケッティング、フォアハンドストロークのコントロール能力向上練習、簡易ゲーム 
5:グラウンドストローク(バックハンド)の動きの理解 
 ・ラケッティング、バックハンドストロークの練習、簡易ゲーム 
6:グラウンドストローク(バックハンド)のスキル向上 
 ・ラケッティング、バックハンドストロークのコントロール能力向上練習、簡易ゲーム 
7:ボレー&ネットプレーの練習 
 ・ラケッティング、ボレー、スマッシュ練習、簡易ゲーム 
8:サービス&レシーブ(リターン) 
 ・サービス練習、レシーブ(リターン)練習、簡易ゲーム 
9:シングルス形式の試合練習 
 ・グループによる練習実践、シングルス形式の簡易ゲーム、審判法、ルール 
10:シングルスの試合 
 ・グループによる練習実践、シングルスのゲーム、審判法、ルール 
11:連携プレーの練習 
 ・グループによる練習実戦、グラウンドストロークからネットプレーへの移行練習 
12:ダブルスの試合形式練習 
 ・グループによる練習実践、ダブルス形式の簡易ゲーム、審判法、ルール 
13:ダブルスの試合 
 ・グループによる練習実践、ダブルスの試合、審判法、ルール 
14:まとめ 
 ・テニスの楽しさ、ゲーム、基本技術習得、ルール、審判法の理解の振り返り
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。個別の指示がない限りは、特に必要ありません。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 | 
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 20 | 授業の理解度をレポートにより評価する | 
| レポート | 60 | 授業時毎回の振り返りシートにより、授業内容の理解や実践の達成具合について評価する | 
| 平常点 | 20 | 授業への積極的取り組み、スポーツマンシップ、周囲との協働について評価する | 
成績評価の方法・基準(備考)
期末試験(レポート) 
・基本的な知識・技能の習得 15点(知識の習得5点 情報収集力5点 情報分析力5点) 
・思考力・判断力・表現力 5点 
レポート(毎回の授業時の振り返りシート) 
・授業内容についての理解度を記述の質と量から評価 60点(4点×14回+加点4点) 
平常点 
・授業内容への積極的な取り組み 10点(主体的に取り組み、到達目標に向けて自ら学んでいるか)  
・スポーツマンシップと周囲との協働・振る舞い 10点(公平な態度で協働しながら学んでいるか)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1998年バンコク・アジア大会日本代表監督 
2004年アテネオリンピック日本代表監督 
2006年ドーハ・アジア大会日本代表監督 
2016年リオデジャネイロオリンピック日本代表監督 
2005年〜2009年 フェドカップ日本代表監督(女子の国別対抗戦) 
2013年〜2018年 デビスカップ日本代表監督(男子の国別対抗戦)
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
・雨天時の講義の際に映像を交え受講者に紹介し、互いにディスカッション及びQ&Aを行う。 
・基本技術習得段階でより細かい指導ができる。
テキスト・参考文献等
テキスト
①梅林薫他
②教師を目指す学生のためのテニスの初心者指導
③株式会社 大修館書店
④2018年 初版第1刷
その他特記事項
・授業最後に毎回の振り返りシートの記述があるため、筆記用具を持参すること。