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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:基礎生態学

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
基礎生態学 2025 後期 水2 理工学部 西原 昇吾 ニシハラ ショウゴ 3年次配当 2

科目ナンバー

SE-VC3-3C15

履修条件・関連科目等

2年次配当「自然環境論」に続く科目である。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

生態学は、生物の個体以上(個体、個体群、種、生物群集、生態系)の階層で起こる事象を対象として、生物と環境との相互関係を研究する科学である。野生生物と人類の生活圏は直接的・間接的に影響しあっており、各種事業を計画する際に自然環境に配慮することが欠かせない現代において、生態学的思考は不可欠となる。持続可能な社会を構築するために求められる広範な環境科学の中で、基礎としての生態学から、応用科学としての保全生態学までを扱う。

科目目的


自然環境の劣化や喪失に対し、地球環境との共存に根ざした持続的発展のために、生物多様性と生態系の保全・再生が必要であることを理解し、保全の実践的な取り組みについて理解する。

到達目標

生物多様性と生態系の成り立ちについて理解し、自然環境問題に取り組む上で必要となる生物の視点に立ったものの見方(=生態学的思考)を身につける。

授業計画と内容

第1回 自然環境の保全と生態学
第2回 生物と環境
第3回 自然選択と進化
第4回 生活史の戦略/順化と行動
第5回 個体群の成り立ち
第6回 生物間相互作用
第7回 生物群集
第8回 生態系
第9回 生物多様性と生態系サービス
第10回 日本の生物相の特徴とその要因
第11回 保全生態学①:絶滅危惧種と里地里山
第12回 保全生態学②:外来種と地球温暖化
第13回 自然再生と生態系の管理
第14回 都市の生態学/生態系インフラストラクチャーと防災・減災

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

毎回授業前に教員が指示する予定内容について参考文献に目を通しておく。復習は特に力を入れ、次回までに曖昧な事項や疑問点を持ち越さないようにする。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 60 生態学の基本的な概念を説明することができる。また、自然環境問題を生態学の観点から説明することができる。
平常点 40 小テスト、授業への参加態度等を勘案して評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト:配付資料を用意する。
教科書:「生態学」、鷲谷いづみ、培風館、2016年、3,025円
参考文献:
「生態学入門」第2版、日本生態学会編、東京化学同人、2012年、3,080円
「新版 絵でわかる生態系のしくみ」、鷲谷いづみ、講談社サイエンティフィク、2018年、2,420円
人と生態系のダイナミクス3 都市生態系の歴史と未来 飯田晶子・曽我昌史・土屋一彬、朝倉書店、2020年、3,190円

その他特記事項

参考URL

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