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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:機能とデザイン演習

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
機能とデザイン演習 2025 後期複数 木1,木2 理工学部 佐藤 尚次、西岡 英俊、三浦 詩乃、黒島 直一 サトウ ナオツグ、ニシオカ ヒデトシ、ミウラ シノ、クロシマ ナオイチ 3年次配当 2

科目ナンバー

SE-CV3-3C35

履修条件・関連科目等

デザインの基礎、構造力学の知識が前提。機能とデザインを原則的に履修する。
2025年度については、科目履修者の仮定員を40名と定める。環境クリエーターコースの学生および過年度生は全員履修可能とするが、都市プランナーコースの学生は、環境クリエーターコースおよび過年度の学生数が定員未満の場合に限り、その差の人数分だけ抽選にて履修可能とする。抽選に際しては「機能とデザインが履修済みであること」「必修科目と同等の意識をもって、必ず最後まで班作業に参加することを確約すること」を参加の条件とする。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

実際のプロジェクトを例に、デザインの対象となる場を設定し、デザインをするための「調査」「コンセプトメイキング」「コンセプトの展開」のプロセスにおいて、課題設定、課題の統合、それらを解決する方針の策定、方針に基づいたモデルの作成、比較検討、デザイン案の決定を行う。作業はグループ単位で行い、模型製作、プレゼンテーション資料の作成を行い、参加者の前で発表する。

科目目的

環境クリエーターコースの必修科目。都市プランナーコースの学生諸君にも有益である。これまでに学んだ、力学、デザイン、設計の関連科目の知識を総動員してアウトプットを生み出す授業である。デザインをしてそこで完結ではなく、構造をモデル化し、荷重等の条件を具体的に割り出して解析条件を入力し、安全性照査を加えることで、当初のデザインにフィードバックがかかっていく過程を経験できる。この科目の経験によりグループワークを機能させるポイントを体得し、ここまで縦割り的に与えられてきた各科目の知識を総合化する視点を得ることが出来る。

到達目標

景観と調和した土木構造物の計画と、そこに必要な構造計算の流れを理解し、身につける。
 班で行う作業を通じてチームワークがきちんとできること、プレゼンテーションの能力を身にけることも目標である。

授業計画と内容

全員を6~7名単位の班に分け、「エンジニアグループ」と「アーキテクトグループ」の分担を決めて、当初は全体が協力してコンセプトから構造概形の形成を行い、後半は構造解析と細部修正、デザイン図面の作成、模型作製、プレゼン作業を進めていく。
第1回 ガイダンス(班分けを含む)
     デザインプロセスの概要と模擬コンペの説明
第2回 調査-1(共同作業のための予備課題の実施を含む)/汎用構造解析ソフトの利用実習
第3回 調査-2(設計条件、課題の確認)/構造解析ソフト実習
第4回 コンセプトメイキング-1(設計方針の作成))/構造解析ソフト実習
第5回 コンセプトメイキング-2(内容確認)/構造解析ソフト実習
第6回 コンセプトの展開-1(コンセプトモデルの比較検討)
第7回 コンセプトの展開-2(内容確認)
第8回 中間プレゼンテーション
第9回 デザイン作業-1(模型製作、構造計算の条件設定)
第10回 デザイン作業-2(模型製作、構造計算)
第11回 デザイン作業-3(構造計算のフィードバック等)
第12回 デザイン作業-4(内容確認)
第13回 プレゼンテーション資料の作成
第14回 プレゼンテーション

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

通常の授業時間以外にも、グループで集まって「コンセプト形成」「プレゼン準備」「模型づくり」「計算書作成」などに多くの時間を費やすことになるので、そのつもりで。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 下記参照のこと

成績評価の方法・基準(備考)

各回の課題、グループの成果、プレゼンテーション内容を総合的に評価。(80%)グループ全体で同一評価とするのではなく、各人の貢献度を明確にするため、グループ作業展開中にも、個別口頭試問などを随時行う。(20%)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

担当者のうち黒島先生は、所属する企業にて、構造システムプランニングやデザインを請け負って行った経験の豊富な、専門家である。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

実際に設計した歩道橋等の作品を教材として提示。デザインコンペで採択された過去作品の設計条件をテーマにしたうえで、地盤条件などの情報を提供。

テキスト・参考文献等

 履修条件に挙げた科目以外にも、空間のデザイン、ランドスケープデザイン、コンクリート工学など、多くの科目の知識が総動員されることになるので、よく復習すること。
 参考書:鈴木圭「橋梁デザインの実際」コロナ社

その他特記事項

参考URL

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