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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:構造力学2

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
構造力学2 2025 後期 水2 理工学部 樫山 和男 カシヤマ カズオ 2年次配当 2

科目ナンバー

SE-CV2-3B15

履修条件・関連科目等

 「線形代数」、「構造力学1」を履修済みであることを前提として講義する。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 土木・建築構造物であるトラス、はり、骨組などの構造を対象として、外力に対するそれらの構造物の影響(反力、断面力、変位など)を応力法(エネルギー原理に基づく方法)および変位法(マトリックス構造解析法)により解くことを学ぶ。毎回の授業の前半に理論の説明、後半に演習を行う。

科目目的

 構造力学とは、力学の一般原理を外力の作用を受ける構造物に適用して、構造物の支点に生じる反力、構造物の内部に生じる内力や構造物の変形を解析するための学問である。 
 構造力学1で学習した内容を基礎として、不静定構造物の解法である応力法および変位法を理解して解く(反力,断面力,変形を求める)ことが可能となることを目的とする。

到達目標

 この授業での学びを通じて、学生が不静定構造物に対する一般的な解析手法である応力法(エネルギー原理に基づく方法)、変位法(マトリックス構造解析法)の基礎理論を習得するとともに、それらの方法を用いて実際の構造解析ができるようになることを目標とする。

授業計画と内容

第1回 構造力学の基礎事項:静定と不静定、変位法と応力法
第2回 エネルギーの原理(1):ひずみエネルギー 
第3回 エネルギーの原理(2):仮想仕事の原理
第4回 エネルギーの原理(3):カスティリアノの定理
第5回 エネルギーの原理(4):最小仕事の原理
第6回 エネルギーの原理(5):各種エネルギーの原理による応用問題の解析
第7回 前半のまとめ、到達度確認
第8回 応力法(1):不静定構造物と静定基本系
第9回 応力法(2):弾性方程式による解法(1):仮想仕事の原理
第10回 応力法(3):弾性方程式による解法(2):カスティリアノの定理
第11回 応力法(4):最小仕事の原理による解法、演習
第12回 変位法(1):トラス部材の基礎方程式と剛性方程式
第13回 変位法(2):トラス構造の解析(1次元)
第14回 変位法(3):トラス構造の解析(2次元)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 教員が指示する予定内容について教科書に目を通しておく。
 復習は特に力を入れ、次回までに曖昧な事項や疑問点を持ち越さないようにする。課題でレポートの提出がある場合は、必ず期日までに作成し、提出すること。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
中間試験 40 試験の点数から、講義の内容が理解できているかどうかを評価する。
期末試験(到達度確認) 40 試験の点数から、講義の内容が理解できているかどうかを評価する。
レポート 20 レポートの提出率と完成度で評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

レポートの模範解答は参考URLに掲載する。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

講義形式による解説と演習(実際に問題を解く:解答について議論する)を併用して行う。

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト:竹間弘、樫山和男「構造力学の基礎」(日新出版3,200円+税)
参考書:車谷麻緒、樫山和男「例題で身につける構造力学」丸善(3,000円+税)

その他特記事項

参考URL

kaz@civil.chuo-u.ac.jp http://www.civil.chuo-u.ac.jp/lab/keisan/index.html

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