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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:材料力学Ⅱ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
材料力学Ⅱ 2025 前期 木2 理工学部 辻 知章 ツジ トモアキ 2年次配当 2

科目ナンバー

SE-MM2-4C09

履修条件・関連科目等

 この科目を履修するにあたっては、数学Ⅲ及び材料力学Ⅰを習得しておくことが必要である。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 「材料力学1」に続いて以下の内容を講義する。すなわち、「材料力学1」で習得した基礎的知識をもとに、より複雑な問題を解決出来るようにする。主に重ね合わせの原理、エネルギー論、不安定変形などを解説する。そして、それらの習練は「材料力学演習」で重ねて行うことになる。

科目目的

機械や構造物の安全、安心を担保するために欠かせない、材料力学について習得する。
材料力学 I では、基礎を学んだが、材料力学 II では、より複雑な事柄を学ぶ。

到達目標

 はりの曲げの複雑な問題、柱の座屈、応力集中、ひずみエネルギ、円筒と球殻、材料の破壊と強度に関して基礎的な事項を理解する。
 これらの理論を応用して、現実の様々な問題を解決出来る素養を身につける。

授業計画と内容

第1回 内容説明,不静定はりの復習,小テスト
第2回 はりの複雑な問題(不静定はり、特異関数による解法)
第3回 断面が不均一なはり、組み合わせはり
第4回 柱の座屈:長い棒が圧縮荷重を受けるとき、棒が突然曲がる現象(座屈)の理論
第5回 取りまとめ/小テスト1
第6回 複雑な応力(1):2種類以上の応力が同時に加わった場合について考える
第7回 複雑な応力(2):円筒と球殻、3次元の応力状態
第8回 エネルギー法(1):エネルギーを考えて、材料力学の問題を解く理論について
第9回 エネルギー法(2):カスチリアノの定理=エネルギーから変形を求める
第10回 エネルギー法(残り)/小テスト2
第11回 有限要素法:数値的に微分方程式の答えを計算する方法
第12回 応力集中:孔や切り欠き(半円形の溝)付近で応力が大きくなる現象について、
      技術者倫理:設計者として、社会のために取るべき行動。
第13回 強度と設計:材料力学の知識に基づき、材料の破壊や強度を考える軸の設計、ばねの設計、降伏条件、極限荷重/小テスト3
第14回 後半部分のとりまとめ,講義アンケート

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 毎回課題が与えられる.課題の解答を行なう過程で,講義において理解が不足している部分について,テキストの熟読,テキストの練習問題の解答等を通じて完全な理解を行なう必要がある.

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
中間試験 75 2問程度(30分)の小テストを3回行う。
75%は最大値。
期末試験(到達度確認) 10 3問程度の記述式問題の点数で評価。10%は最小値.最大90%
レポート 15 12回の宿題を提出。15%は最大値。

成績評価の方法・基準(備考)

最大比率:小テスト1=0.25、小テスト2=0.25、小テスト3=0.25、期末=0.9、宿題=0.15 とし、それぞれのテストの得点を100点満点として、得点の高い順に最大比率を乗じて加算する。ただし、乗じた比率の合計が1となった時点で加算をやめる。小テスト2問程度、30分程度。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

 テキスト:JSMEテキストシリーズ「材料力学」(日本機械学会、1,900円)
 参考書 :JSMEテキストシリーズ「演習材料力学」(日本機械学会、1,800円)
       なっとくする材料力学(講談社、2,700円)
       強さの不思議(技法堂、1,900円)
        他、書店、図書館に多数あるので自分に合った本を参照すること。

その他特記事項

講義に関する情報(PPT,宿題,小テストの評価等)は manaba で常時更新する。

参考URL

http://www2.chuo-u.ac.jp/com/manaba/

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