中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:進化多様性生物学

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
進化多様性生物学 2025 前期 月2 理工学部 徳山 奈帆子 トクヤマ ナホコ 1年次配当 2

科目ナンバー

SE-BI1-9A03

履修条件・関連科目等

生命科学科は1年次必修。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

私たちの暮らす地球上には175万種の種名があきらかな生物が存在し、種名がついていない生物を合わせた総種数は3000万種以上ともいわれている。このような多種多様な生物が生まれたプロセスについて進化的、生態学的視点から解説する。また、生き物はその姿かたちだけではなく、生態や行動、つまりその種の生き方も多様である。生物多様性や進化の概念、環境との関わりや種間相互作用、行動と生態の進化、人類の進化などを扱う。また、生物の進化・多様化と地球環境の変化との密接な関わりについて解説し、それを通じて生物多様性の保全が人類の持続的発展に不可欠であるというモラル形成をめざす。

科目目的

生物の進化を跡づけながら生物多様性の歴史と重要性を学び、生物学を学び社会で利用するための基盤となる生物学的教養を身につける。

到達目標

生物学は、生物個体内にある共通性と生物個体間の多様性を明らかにする学問である。地球上にどのような生物が存在し、どのようにかかわりあって生きているのかを知ることは生物学の大きな柱の一つである。現在でも生物多様性の全体像は不明であるが、その多様性は長い時間をかけた進化によって形成されてきた。生物多様性の成立過程と現状を理解することを目標とする。

授業計画と内容

講義内容は、授業の進行具合によって変更される場合もある。
野外観察・記録を含む課題提出を行う可能性があるので講義中のアナウンスや学習支援システムに注意すること。

第1回 講義概要と評価方法の解説、生物多様性や進化の概念
第2回 なぜ生物多様性は大切なのか
第3回 「種」とは何か
第4回 自然選択と進化
第5回 生態系と植生遷移
第6回 環境への適応が生み出す多様性
第7回 種間相互作用が生み出す多様性
第8回 性と生殖形態の多様性
第9回 生態と行動の多様性(1)
第10回 生態と行動の多様性(2)
第11回 人類の進化と多様性
第12回 生物多様性の危機と保全(1)
第13回 生物多様性の危機と保全(2)
第14回 到達度確認と講評

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

前回の講義資料の理解を心がけ、関連する内容の新聞やテレビ番組に関心を持つ。身の回りの自然と生物に注意をはらい、いくつかの生物については、実際に観察したり、分類と同定を試みる。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 60 講義全体を通して、特に重要なポイントを十分理解できているかで評価する。
レポート 40 講義後に小テストあるいはレポート課題を出し、講義への取り組みの姿勢を評価する。

成績評価の方法・基準(備考)


課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

参考図書:動物の進化生態学入門:教養教育のためのフィールド生物学 富山清升著

その他特記事項

理科の一般的な基礎知識と意欲があれば問題はない。

参考URL

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