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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:動物生理学実験

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
動物生理学実験 2025 後期複数 火3,火4,火5 理工学部 上村 慎治 カミムラ シンジ 3年次配当 3

科目ナンバー

SE-BI3-9A20

履修条件・関連科目等

基礎的な生物学・生化学・分子生物学を学習・復習してあること。また、統計学、神経科学、タンパク化学、細胞生物学的な知識があるとより望ましい。また、実験の中で、エクセルを使ったデータ処理、光学顕微鏡取り扱い方法、画像処理、生物のスケッチの描き方なども学ぶが、PDF版実習書を使って予習することが実験をスムーズに進める上で極めて重要である。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

ただし,多くの配付資料に中には,英文記載のものがある。

授業の概要

初回のガイダンス後、5つの異なるテーマ、(A) 光学顕微鏡を使った観察と画像処理技術、(B) 形態観察と解剖、(C) 電気生理現象の解析、(D1) 無脊椎動物発生、(D2) 卵の浸透圧効果の観察をグループに分かれて実施し、テーマごとに1つのレポートとしてまとめる。(A)~(C)は、3グループに分かれて、3日ずつ、合計9日の実験を行い、(D1~D2)は、それぞれ2日ずつの実験となる。

科目目的

卒研・大学院での研究サポートとなる技術取得を目的とする。特に,生命科学の分野では必須の 光学顕微鏡を使った観察と画像処理技術を中心に,計測された数値データの解析方法を習得することを目指す。

到達目標

細胞の生理学的な現象を観察し、その機能を解析するための基本的な技術や考え方を習得する。さらに、観察した結果や数値化されたデータをもと、レポートとしてまとめ、その意味を考察する演習を行う。

授業計画と内容

(1) ガイダンスと実習書の解説
(2)~(5) 光学顕微鏡を使った観察と画像処理技術(実験A)
 A-1) 顕微鏡写真の撮影技術の習得*
 A-2) 顕微鏡で観察した像の画像処理*
 A-3) 動画の画像処理法*
 A-4) 暗視野照明顕微鏡観察法の修得
 A-5) 位相差顕微鏡法の原理の理解と技術修得
(6)~(7) 形態観察と解剖(ショウジョウバエの観察と解剖)(実験B)
 B-1) 実体顕微鏡を使った微小動物の外部形態観察
 B-2) ショウジョウバエの解剖
(8)~(10) 電気生理現象の解析(実験C)
 C-1) 電気生理機器の操作習得
 C-2) 誘導筋電図の観察と記録
 C-3) カエル神経の標本作製と神経興奮伝導速度の解析
(11)~(12) 無脊椎動物発生(実験D1)
 D-1a) ウニ未受精卵の観察
 D-1b) ウニ卵の受精と初期発生の観察
(13)~(14)
 D-2a) ウニ未受精卵を使った浸透圧効果の実験(実験D2)
 D-2b) 浸透圧差による水の移動量の解析

上記の*以外は、すべて対面授業を実施します。詳細は、manaba上の案内を見るようにしてください。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

あらかじめ配布したテキストの熟読が必須。テキストを熟読していることを前提に実習を進める。また、統計的な処理方法、顕微鏡のしくみに関する補助教材を使った学習も重要である。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 100 出席を重視しますが、課題毎に出されたレポートの内容を主に評価の対象とします。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/グループワーク/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

PC上で解決するタイプのプログラム課題,数値計算課題,シミュレーション課題,考察課題を提供する。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

実習書をあらかじめ配付する。

その他特記事項

参考URL

www.bio.chuo-u.ac.jp/nano/

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