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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:生物工学

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
生物工学 2025 夏季集中 他 理工学部 坂井 良成 サカイ リョウセイ 3年次配当 2

履修条件・関連科目等

履修条件無し
関連科目:生物学、生理学、生化学など

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

「⽣物⼯学」は現代の技術と捉えられがちですが、実は⼈類は古くからその恩恵に与り、現代の⾷⽂化の形成等に関わっています。第⼀部では、過去から現代に⾄る、⽣物⼯学と社会との繋がりについて解説します。近代の⽣物⼯学が⼤きな価値を⽣み出したのは事実ですが、⼀⽅で⼤きな誤解も⽣み出しています。例えば世の中には遺伝⼦組み換え⾷品に対する懸念があります。その懸念の理由について考察し、科学者として⽣物⼯学とどのように向き合うかについて議論したいと思います。第⼆部では、私の専⾨である「代謝を⾒る技術」、そして⽣体の持つ仕組みについて解説します。第三部では、⽣物⼯学とは離れるかもしれませんが、企業研究についてお話します。また、サイエンスリテラシーの醸成の⼀環として、仮説⽴案、検証のトレーニングを⾏います。

科目目的

生物工学は、生物の力を利用して作る技術に関する学問と捉えられがちですが、何を作るかがより重要な事も多く、HowからWhatへのパラダイムスフとが起こっています。講義では、生物工学が実際に人々の生活に繋がっている実例も示し、Whatを考える機会としたいと思います。また世の中に顕在する生物工学に対する誤った情報を知り、正しく情報の真偽を判断し伝える力を養います。

到達目標


生物の持つ力の一端、そして生物工学の可能性を理解する。
様々な事柄を科学的に考え理解する力を養い、サイエンスリテラシーを身につける。

授業計画と内容


1.植物育種
2.遺伝⼦組換作物
3.遺伝子組換の安全性
4.サイエンスリテラシー
5.発酵の歴史
6.タンパク質生産、応用
7.アミノ酸応用に向けたアミノ酸科学
8.アミノ酸代謝概論
9.アミノ酸代謝各論
10.トレーサーを⽤いた代謝解析
11.アミノ酸インフォマティクス
12.企業研究
13.課題発表
14.課題発表

※1日3コマを5日間(最終日は2コマ)で実施する予定
 7月末から8月始めの集中講義を想定
 詳細は後日、manabaコースに記載する

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

⾃由なテーマで仮説⽴案、検証のトレーニングを実施し、その内容を発表していただきます。このトレーニング及び発表資料の作成は、時間外に実施し、発表に講義の2コマを当てます。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 50 講義中、講義後の積極的質問や発⾔を、⼤いに評価します。また、各講義受講後ショートレポートを提出していただき、出⽋の確認とすると共に授業の理解度を評価します。
その他 50 ⾃由なテーマで仮説⽴案、検証のトレーニングを実施し、その内容を発表していただきます。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

各授業後のショートレポートを提出していただき、必要に応じてメールあるいは講義でフィードバックをします。講義中の質問や課題発表に対するフィードバックは講義中に行います。

アクティブ・ラーニングの実施内容

プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

自由課題について各自に発表していただき、その後質疑をする時間を設けます。

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

味の素(株)(1988年~2020年まで32年間勤務)で生物工学により製造された商品の基礎・開発研究・市販後研究の研究に携わった経験があります。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

生物工学で製造されたモノを商品として開発した経験、規制対応に関わった経験等を講義に盛り込み、生物工学が実社会に生かされる過程で、様々な分野の専門家とのコラボレーションが重要であることを学んで戴きます。

テキスト・参考文献等

授業の資料を必要に応じてオンラインで共有します。

その他特記事項

参考URL

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