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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:卒業研究Ⅱ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
卒業研究Ⅱ 2025 後期 他 理工学部 大石 克嘉 オオイシ カツヨシ 4年次配当 3

科目ナンバー

SE-AC4-6A92

履修条件・関連科目等

卒業研究の履修要件を満たした者。卒業研究は4年間の集大成として位置づけられた重要科目なので、3年次までの基礎科目をしっかりと復習し、意欲的に打ち込むこと。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

これまで履修した講義科目と実験科目は、すでに整理・体系化された学問の成果を知識や技術として学び身につけることを目的としていた。それに対し、「卒業研究」では応用化学科のいずれかの研究室に所属し、特定の専門分野について、まず基幹研究を充分に理解した上で、先端研究と最新動向の調査、さらには新規研究テーマの企画立案とそれに基づいた研究を行う。
卒業研究中間報告書、卒業研究発表会での発表、卒論の提出は必須である。

科目目的

卒業研究では、各研究室に分かれて応用化学の専門知識を深く学習するとともに、先進的な研究を行うための方法論と技術を学び、さらには専門分野の最新の研究動向などを幅広く調査し、系統的にまとめる。また、応用化学に関する課題について研究計画を立て、実験を行い、結果を分析することを通して、応用化学に関する実際の問題を議論、解決できる力量を養う。それらにより、大学院でさらに高度な研究を行うための基礎力、あるいは企業で専門職として活動するための基礎力を身につけることを目的とする。

到達目標

・固体化学に関する課題を議論し、実験的に解決する方法を提案し、実際の実験を行うことができる。
・固体化分野の最新の研究動向などを幅広く調査し、系統的にまとめることができる。

授業計画と内容

履修にあたっては、3年次11月下旬に開催される配属説明会への出席、および2月下旬に行われる配属プロセスへの参加が必須となる。卒業研究履修制限者は4年次に卒業研究を履修することはできない。
受講生は、卒業研究の一環として授業期間内に原則毎週実施される研究室セミナー等に主体的に参加する必要がある。そこで実施する授業内容は概ね以下の通りである。
第1回 イントロダクション、卒業研究Ⅱについて
第2回 プレゼンテーション技法
第3回 研究テーマ設定
第4回 教員による論文紹介(応用編)
第5回 教員による論文紹介(発展編)
第6回 ゼミによる発表・討論①:日本セラミックス協会の学術論文誌を用いての文献調査
第7回 ゼミによる発表・討論②:固体物質系雑誌のSolid State Chemistryを用いての文献調査
第8回 研究進捗発表
第9回 研究進捗に対する質疑応答
第10回 研究指導①:リチウム複合酸化物を実際に合成する
第11回 研究指導②:リチウム複合酸化物のCO2吸収挙動の測定・調査
第12回 研究発表の準備
第13回 研究発表
第14回 研究発表に対する質疑応答、まとめ

日程は研究室学生と調整して決め、各回2コマの研究指導をする(進捗により内容を変更する可能性もある)。ただし、これらの授業に参加するだけでなく、当初の研究方針に従って、自ら課題を設定し、その解決方法を考えて具体的な実験計画を立て、実験を遂行してその結果をプレゼンテーションするという一連の作業を能動的に行うことが求められる。

これらの授業に参加するだけでなく、卒業研究においては、当初の研究方針に従って、自ら課題を設定し、その解決方法を考えて具体的な実験計画を立て、実験を遂行してその結果をプレゼンテーションするという一連の作業を能動的に行うことが求められる。
固体化学研究室における最近の研究テーマおよび今後想定される研究テーマの例は次の通り。
・ 蛍光体物質の合成とその構造と発光特性の関係に関する研究
・ 高熱伝導特性を持つ窒化アルミニウムの焼結性と熱伝導特性に関する研究
・ CO2を高速に吸収するリチウム複合酸化物の合成とその応用に関する研究
・ 高温超伝導酸化物の合成,組成と超伝導特性に関する研究
・ CO2の貯蔵(CCS)に関する研究

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

指導教員の指示に従い、研究テーマに関連した専門分野の文献の検索と読み込み、各自の実験データの整理分析、実験計画の策定、研究室での発表準備、卒業研究報告書の作成、卒業論文作成などを行うこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・卒業論文、または卒業研究の作成等に対して専門分野に関する必要な論文作成、研究指導を行うことを基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 実験系の卒研の場合は,毎日の卒業研究の進行状況により評価される。それ以外の場合は,卒研生各人の文献調査レポートの内容が評価対象となる。

成績評価の方法・基準(備考)

日常の研究態度、各研究室でのセミナーにおける活動により成績を評価する。研究に向けた努力、積極性、研究に費やした日数などが評価の基準となる。また、卒業研究中間報告書及び最終報告書の提出、卒業研究発表会での発表、卒業論文の提出はいずれも単位認定のためには必須とする。

ルーブリック評価基準に沿って評価する。ルーブリック評価基準は、別途manabaで資料を配布する。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

授業時間に限らず、研究室において随時フィードバックを行う。
最終報告の提出もmanabaで行う。

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

manabaにより、提出課題のフィードバックを行う。最終報告の提出もmanabaにより行う。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

本教員は,一般企業の総合研究所に勤務していた経験を持つ。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

一般企業と本教員が主催の研究室との共同研究により,履修学生は企業の研究開発の一部を学ぶ事が出来る。

テキスト・参考文献等

配属された研究室の指導教授からの紹介と卒業研究学生自身の文献検索による。

その他特記事項

参考URL

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