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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:植物分子生理学

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
植物分子生理学 2025 前期 金3 理工学部 浅井 智広 アザイ チヒロ 3年次配当 2

科目ナンバー

SE-BI3-9A14

履修条件・関連科目等

 特になし

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

植物は光合成を行う真核生物である。植物の光合成は細胞小器官である葉緑体が担っており,植物が植物たる所以となるものが葉緑体であり光合成である。本授業では,この葉緑体が行う光合成について、分子レベルで反応機構を解説する。さらに,原核生物の光合成や細胞内共生による葉緑体の獲得に着目し,光合成生物の多様性とその進化過程を解説する。

科目目的

光合成の反応機構を分子レベルで理解する。

到達目標

葉緑体の光合成の反応機構およびその多様性について,生化学や生物物理学の視点での理解を目標とする。
具体的には,受講した学生は以下の項目について独自に解説できるようになること。

・光合成の定義
・光合成色素の種類
・明反応の支配原理
・暗反応の多様性
・光合成の最適化
・非光化学的消光の意義
・光合成生物の進化過程
・シアノバクテリアの特殊性

授業計画と内容

1.オリエンテーション
2.光合成の定義:光合成の全体像
3.光合成の定義:光合成生物の多様性
4.明反応の機構:光合成色素と光化学反応
5.明反応の機構:光捕集と電荷分離
6.明反応の機構:電子伝達系と化学浸透共役
7.暗反応の機構:カルビン回路
8.暗反応の機構:RubisCOと二酸化炭素の濃縮
9.光合成の律速:光合成の効率
10. 光合成の律速:光強度と光合成曲線
11.光合成の制御:過剰な光エネルギーと光阻害
12.光合成の制御:非光化学的消光
13.光合成の進化:光合成の獲得と喪失
14.光合成の進化:光合成の歴史と地球史

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

各回の講義内容をよく復習すること。適宜生化学の教科書や専門書を参照し,次回の講義に曖昧な事項や疑問点を持ち越さないようにする。
少なくとも授業中に出題する課題には積極的に取り組み,各回の講義内容について独自に理解を深めておくことを求める。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 100 最終試験の得点のみで成績を評価する。60点以上で合格とし,その得点に従って評定する。

成績評価の方法・基準(備考)

各回の授業への出席状況などの平常点は最終的な成績評価に一切加味しない。
ただし,授業中に複数回出題する課題の評価が一度でも合格点に満たなかった場合はE判定とする。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

クリッカー

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

教科書は特に指定しない。推奨する教科書や参考書は初回の授業で紹介する。

その他特記事項

参考URL

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