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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:デザイン技法

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
デザイン技法 2025 前期 月2 理工学部 原田 芳樹 ハラダ ヨシキ 2年次配当 2

科目ナンバー

SE-VI2-CA24

履修条件・関連科目等

特に無し

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

教員による講義及び学生によるディスカッションとプレゼンテーションは基本的に日本語で行う。講義資料やリーディングマテリアルに関しては英語の内容を多く含むため、普段から英語による学習に慣れ親しんでおくことが望ましい。

授業の概要

伝統的なデザインの実践と比較して、21世紀の環境デザイン分野では、環境と人間社会に関する定量的な情報(数量、形状、時間、パターンなど)を戦略的に活用し、未来構想を力強く一般社会に訴えかける技法が発達してきた。本講義では、このような環境デザイン分野の技法と、研究やビジネスへの幅広い応用に必要な基礎的スキルを習得する。

最初の授業で各学生は東京都特別区の模擬アンバサダーに任命され(くじ引きにより23区のいずれかが割り当てられる)、毎週出題される課題を通して、自分の区の様々な情報を扱う。住む場所、働く場所、そして観光地としての問題点と可能性に重点が置かれ、学期終盤のグループ総合演習では、自分の区の将来的ビジョンを国内外に売り込むプレゼンテーションを行う。ソフトウエアはInkScapeを使用し、必要最低限のデジタル編集スキルを学ぶ。

科目目的

①1年次に履修する環境科学、都市計画、空間情報科学に関連する知識を横断し、表現方法に結び付ける力を養う。②環境デザインやグラフィックデザインの歴史や現代の潮流に関して概論を理解する。③2年次後期以降のデザイン関連授業や人間総合理工学演習及び卒業研究で必要とされる総合的な情報の編集・発信力の基礎を育む。

到達目標

環境デザイン分野では、環境情報を収集・分析・伝達し、未来の都市環境を構想するための様々な技法が培われてきた。その中でも本講義はインフォグラフィックに関連する技法に焦点を当てることで、研究やビジネスにも幅広く活用できるプレゼンテーション技術の習得を目標とする。特に①情報を収集・可視化する方法と、②定量的な考えに基づいてストーリーを編成する方法に重点を置く。具体的なソフトウエアはInkScapeを使用し、③必要最低限のデジタル編集スキルも学ぶ。

授業計画と内容

第01回: 表現と戦略
小課題0:ソフトウエアを使う準備

第02回: ソフトウエアの基礎の基礎
小課題1: 区の花ポスター

第03回: 環境情報の表現~関係性
小課題2: 区のステークホルダー

第04回: 環境情報の表現~時間
小課題3: 区の年表

第05回: 環境情報の表現~周期と尺度
小課題4: 区の四季

第06回: 環境情報の表現~数量
小課題5: 区の統計

第07回: 環境情報の表現~断面情報
小課題6: 区の断面図

第08回: 環境情報の表現~科学と表現
小課題7: 区の空間情報

第09回: 環境情報の編成~物語を編む
小課題8: 区のストーリーボード

第10回: 環境情報の編成~国語編
総合課題: 区のポスター(中間発表用)

第11回: 中間発表前半(区のポスター)
総合課題: 区のポスター(最終仕上げ)

第12回: 中間発表後半(区のポスター)
総合課題: 区のポスター(最終提出)

第13回: 最終発表前半

第14回: 最終発表後半

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業外課題は授業中の演習時間に出題されると同時に、出題意図に関してもクラス全体で十分議論する。演習時間と授業外時間を使い、課題に取り組む。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 課題に対する積極的な取り組みと、期限内の提出を考慮してレポート点を算出する。
平常点 50 授業に対する積極的な参加と出席を考慮して平常点を算出する。

成績評価の方法・基準(備考)

評価の観点は、人間総合理工学科の定める卒業研究のルーブリックを基本とする。期末試験や到達度確認は行わない。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

プレゼンテーションとディスカッションに必要なICTを学生自身が考え積極的に導入すること。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストは指定しないが、授業中に資料を配布する場合がある。

その他特記事項

デザインの初学者にとって、課題に割く時間と労力はスキル向上に大きく貢献するため、自分が納得いくまで各課題に取り組むことが重要である。

授業中の課題講評において、他の学生の課題作品を見ることも、自分の課題に取り組むのと同じくらい大切な学習の機会である。

本講義はアクティブラーニングを基本としているため、成績評価における平常点とは単なる出席ではなく、ディスカッションやディベートへの能動的・積極的な参加を意味する。

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