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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:独文基礎演習(2)B

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
独文基礎演習(2)B 2025 後期 水2 文学部 羽根 礼華 ハネ レイカ 2年次配当 2

科目ナンバー

LE-DT2-C022

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 アルトゥル・シュニッツラー(1862-1931)の『夢小説』(1926)を取り上げ、文学テクストの分析方法を学びます。廣野由美子著『批評理論入門:『フランケンシュタイン』解剖講義』(2005)・『小説読解入門:『ミドルマーチ』教養講義』(2021)を参考に、文学テクストを構成する個々の要素や技法に注目して分析・考察を行います。その上で、『夢小説』が原作の映画『アイズ ワイド シャット』(スタンリー・キューブリック監督、1999)の分析・考察も試みます。加えて、文献調査方法、口頭発表や議論の作法、ハンドアウトやレポートの作成方法といったアカデミック・スキルの基礎を確認し、実践を通して身につけていきます。

科目目的

 この科目は、文学テクストの分析方法を学ぶと共に、基礎的なアカデミック・スキルを身につけることを目的としています。

到達目標

・文学テクストの分析方法を学ぶこと。
・感性を大切にしつつも、印象や感想を述べるに留まらず、何らかの印象や感想を生むに至ったテクスト中の要素や文化的・社会的要因に意識を向けながら議論できるようになること。
・授業で取り上げる作品、およびその作者と成立背景についての知識と理解を深めること。
・アカデミック・スキルの基礎を身につけること。

授業計画と内容

第1回:イントロダクション/アカデミック・スキル①文献調査
第2回:『夢小説』第1章(34-47ページ)
第3回:『夢小説』第2章(47-55ページ)   
第4回:『夢小説』第3章(56-66ページ)
第5回:『夢小説』第4章(66-90ページ)
第6回:『夢小説』第4章(90-112ページ)
第7回: アカデミック・スキル②口頭発表とハンドアウトの作成、小括
第8回:『夢小説』第5章(112-126ページ):グループ発表①②
第9回:『夢小説』第6章(126-143ページ):グループ発表③④
第10回:『夢小説』第6章(143-162ページ):グループ発表⑤⑥
第11回:『夢小説』第7章(162-166ページ)、アカデミック・スキル③レポート作成
第12回:『夢小説』のアダプテーション:映画『アイズ ワイド シャット』(前半)
第13回:『夢小説』のアダプテーション:映画『アイズ ワイド シャット』(後半)
第14回:総括

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 講読テクストの指定範囲を注意深く読んだ上で、授業に臨んでください。言語的・内容的に理解できない箇所がある場合には、マークしておきましょう。また、講読テクストの言語表現や内容について、気づいたことや考えたことをメモしておいてください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 【期末レポート】テーマ設定は明確か、先行研究を適切に参照しているか、分析対象とするテクストの読解は妥当か、議論の筋は通っているか、レポートとしての体裁は整っているかを評価します。
平常点 30 予習の状況と議論中の発言を基準とします。
その他 20 【口頭発表】準備(ハンドアウト等を含む)の状況、発表の内容、質疑応答中の発言を基準とします。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

 口頭発表については、授業時間内にフィードバックを行います。また、履修者の希望に応じて、授業内に限らずフィードバックの時間を設けます。

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

manaba

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

【テキスト】
アルトゥル・シュニッツラー(1990)『夢小説・闇への逃走 他一篇』池内紀・竹村知子訳、岩波書店、33-166ページ[岩波文庫] 

【参考文献】
廣野由美子(2005)『批評理論入門:『フランケンシュタイン』解剖講義』中央公論新社[中公新書]
廣野由美子(2021)『小説読解入門:『ミドルマーチ』教養講義』中央公論新社[中公新書]

*上記以外の文献は授業中に随時紹介します。

その他特記事項

 原則として、正当な理由なく4回以上欠席した場合には、F評価とします。遅刻3回で欠席1回とみなします。

参考URL

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