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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:国語科教育演習A

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
国語科教育演習A 2025 前期 木1 文学部 宇佐美 毅 ウサミ タケシ 2・3年次配当 2

科目ナンバー

LE-JN2-A813

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 この授業では、中学・高校の「国語」という教科において取り上げられる文学的文章(近現代)作品について考察します。学期の前半数回は、これまでの「国語」教科書の歴史と現状について把握し、近年の学習指導要領の改訂の趣旨を理解するようにします。その上で、履修者が各文学的文章について、具体的に授業計画を考え、その構想を発表していきます。模擬授業の実施も予定していますが、履修者の人数によっては、グループ発表や短時間の模擬授業となる場合もあります。
 なお、教職課程履修者を対象に授業を想定していますが、国語教育に関心を持ち意欲的に授業に取り組めるのであれば、教職課程履修を必須条件とはしていません。
 授業は演習形式で行います。

科目目的

中学・高校の「国語」教科における文学的文章の意義を考え、「国語教育学」と「文学研究」の接点や差異を考察します。その上で、実際に教員として授業を担当する場合を想定して、その際に必要な基礎的な姿勢と授業準備について学びます。より具体的な授業案や指導法などは、教職課程に設置された「国語科教育法」で学ぶことになるので、この授業では、国文学専攻における文学研究と「国語」教科の実践との橋渡しをすることを重視して、授業を進めていきます。

到達目標

この授業では、以下を到達目標とします。
① 中学・高校の「国語」教科における文学的文章の意義を理解する。
② 国文学専攻における「文学研究」と「国語教育学」の接点や差異を理解する。
③ 実際に教員として授業を担当する場合に必要な基礎的な姿勢と授業準備をおこなう。
④ 国語科の教員としてのコミュニケーションスキルを習得する。

授業計画と内容

履修者の人数によって、日程を変更することがあります。
また、取り上げる教材は、履修者の希望によって変更する場合があります。
第1回 ガイダンス:発表担当等日程調整:「国語教育学」と「文学研究」について
第2回 中学・高校「国語」教科の現状と定番文学教材
第3回 「国語」教材としての『こころ』:グループ学習
第4回 「国語」教材としての村上春樹作品:グループ学習
第5回 受講生による発表と討議:『大人になれなかった弟』:質疑応答
第6回 受講生による発表と討議:『少年の日の思い出』:質疑応答
第7回 受講生による発表と討議:『走れメロス』:質疑応答
第8回 受講生による発表と討議:『故郷』:質疑応答
第9回 受講生による発表と討議:『城の崎にて』:質疑応答
第10回 受講生による発表と討議:『羅生門』:質疑応答
第11回 受講生による発表と討議:『檸檬』:質疑応答
第12回 受講生による発表と討議:『山月記』:質疑応答
第13回 受講生による発表と討議:『舞姫』:質疑応答
第14回 まとめ:授業の振り返りと今後の課題の確認

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 20 発表内容を踏まえた期末レポートを課します。
平常点 80 以下から総合的に評価します。
① 口頭発表の内容および貢献度
② 質疑応答・討議への参加度
③ 各時間の課題の提出状況
(平常点は上記を総合的に評価するので、単純な出席点というものはありません。)

成績評価の方法・基準(備考)

 演習形式で「他の履修者とともに学ぶ」ことを重視しています。そのため、自分が発表を担当する回だけでなく、他の回も積極的に質疑応答や話し合いに参加する姿勢を持ってほしいと思います。したがって、欠席回数が多い場合、質疑応答や話し合いへの姿勢が足りない場合は、高い評価ができなくなることを理解しておいてください。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

・高等学校国語教員
・検定国語教科書編集委員

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

・国語教員経験に基づく授業計画指導
・検定国語教科書編集委員経験に基づく国語教科書教材の選定過程や意図の解説

テキスト・参考文献等

【テキスト】
使用する教材および資料は、紙配付するか、またはmanabaから配信します。各自資料を用いて十分な準備をした上で、授業に臨んでください。

【参考文献】
必要に応じて授業内に指示します。

その他特記事項

 演習では「他の履修者と共に学ぶ」という姿勢が重要です。発表担当者はグループで協力しあってよい発表ができるように努力し、発表を担当しない回は、他の履修者に有効な助言ができるように、積極的に質疑や討論に参加して下さい。。

参考URL

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