中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:日本史演習・文献(1)/日本史演習(1)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
日本史演習・文献(1)/日本史演習(1) 2025 通年 月2 文学部 西川 広平 ニシカワ コウヘイ 3年次配当 4

科目ナンバー

LE-JH3-F851

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

日本中世史の研究動向を整理するとともに、現在の中世史研究について、自然災害や生業、並びに紛争や戦乱をめぐる歴史をテーマに紹介し、関連する中世の古記録・古文書を写真も活用しながら読解します。また、中世武家法の嚆矢となった『御成敗式目』の読解を通して、中世における社会の状況を考えます。

科目目的

近年の社会問題となっている災害や戦乱等のテーマに関する歴史的な対応について、中世の史料を通して学ぶとともに、『御成敗式目』の読解を通して、当時の社会状況について理解を深めることを目的とします。

到達目標

中世の社会状況について、中世史の分野を専攻するために必要となる基礎的な内容への理解が深まるとともに、今後の研究に欠かせない古文書・古記録の読解力が向上することをめざします。

授業計画と内容

〈前期〉
第1回 オリエンテーション(授業内容の説明)
第2回 1940~60年代における中世史研究(講義)
第3回 1970~80年代以降における中世史研究(講義)
第4回 中世史研究の到達点のクローズアップ(講義)
第5回 自然災害の史料を読む1(『山槐記』元暦2年7月9日条)
第6回 自然災害の史料を読む2(『山槐記』文治元年8月14日条)
第7回 自然災害の史料を読む3(『吉記』元暦2年7月9日条・同12日条)
第8回 生業活動の史料を読む1 京都大学文学部博物館の古文書10
    (『葛川明王院文書』5 正応5年「近江国朽木庄地頭代願仏申状」)
第9回 生業活動の史料を読む2 同
    (『葛川明王院文書』9 文保元年「葛川常住住人等申状案」)
第10回 生業活動の史料を読む3 同
    (『葛川明王院文書』10 文保2年「美濃国田尻村地頭伊賀公朝申状案」)
第11回 紛争・戦乱の史料を読む1(『市河文書』 承久3年「北条義時消息」)
第12回 紛争・戦乱の史料を読む2(『市河文書』応永7年「市河興仙軍忠状」)
第13回 紛争・戦乱の史料を読む3(『市河文書』永禄12年「武田信玄定書」)
第14回 総括・まとめ

〈後期〉
第15回 『御成敗式目』輪読(1~3条)
第16回 『御成敗式目』輪読(4~6条)
第17回 『御成敗式目』輪読(7~10条)
第18回 『御成敗式目』輪読(11~14条)
第19回 『御成敗式目』輪読(15~17条)
第20回 『御成敗式目』輪読(18~21条)
第21回 『御成敗式目』輪読(22~25条)
第22回 『御成敗式目』輪読(26~29条)
第23回 『御成敗式目』輪読(30~33条)
第24回 『御成敗式目』輪読(34~37条)
第25回 『御成敗式目』輪読(38~41条)
第26回 『御成敗式目』輪読(42~45条)
第27回 『御成敗式目』輪読(46~51条)
第28回 総括・まとめ(「鎌倉幕府 模擬評定」)

※履修者の人数により予定を変更する場合があります。
※manabaのレポート機能等により各回の課題を提出してもらいます。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

配布した資料をもとに、発表担当者は各自で用語等を調べて内容を読み込むとともに、考察を加えてレジュメを作成すること。発表担当者以外も事前に資料に目を通すとともに、疑問点等を整理しておくこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 20 論点の整理、文章の表現力
平常点 80 出席状況、報告内容、授業中の発言

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

manabaの小テストやレポート機能を使用した双方向型授業の併用

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

博物館の学芸員として、史料の取扱や展示等の業務に16年間携わる。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

歴史学を社会に還元する目的と方法について指導する。

テキスト・参考文献等

レジュメ等の配布資料で対応します。

その他特記事項

授業は、受講者の個人報告、グループ報告を中心に進行します。受講者の積極的、主体的な参加を期待します。

参考URL

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