中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:東南アジア史演習(1)A(2)A/アジア地域史演習(1)A(3)A

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
東南アジア史演習(1)A(2)A/アジア地域史演習(1)A(3)A 2025 前期 火5 文学部 高橋 宏明 タカハシ ヒロアキ 3年次配当 2

科目ナンバー

LE-OH3-G859,LE-OH4-G871

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

授業は演習形式で行います。東南アジアの近現代史に関する英語やフランス語の研究書、現地語の一次史料などを読み、東南アジアの歴史と文化の理解を深めます。テキストとして、フランス領インドシナ連邦時代におけるカンボジア保護王国の歴史・社会・文化に関する研究書や一次史料を取り上げ、同テキストを輪読します。

科目目的

東南アジア近現代史に関する英語やフランス語の研究書、現地語の一次史料などを読み、文献の読解力と理解力を養うことを目的とします。

到達目標

東南アジア近現代史についての基礎な知識や情報を修得すると同時に、先行研究の成果を取り入れ、且つ一次史料の読解力と理解力を向上させて、自らの研究の技量を高めることを到達目標とします。

授業計画と内容

カンボジア近現代史に関する英語の研究書(Penny Edwards, Cambodge)をテキストとして輪読します。他の先行研究も適宜参照しつつ、カンボジアにおける当該期の政治的・社会的・文化的変化の実態について、多角的且つ複眼的に分析します。受講者で分担を決め、テキストを輪読するので、分担報告者は担当箇所についての報告資料・レジュメを作成し、事前に参加者に配布してください。

 第1回 19世紀後半~20世紀におけるカンボジア王国の概況
 第2回 カンボジアに関する史料と研究書について
 第3回 Introduction-Originations, pp.1-18.
 第4回 Chapter 1-The Temple Complex, pp.19-39.
 第5回 Chapter 2-Urban Legend, pp.40-63.
 第6回 Chapter 3-Les fidèles and les Khmèrophiles, pp.64-94.
 第7回 Chapter 4-Colonialism and Its Demerits, pp.95-124.
 第8回 Chapter 5-Violent Lives, pp.125-143. 
 第9回 Chapter 6-Copy Rites, pp.144-165.
 第10回 Chapter 7-Secularizing the Sangha, pp.166-182.
 第11回 Chapter 8-Holy Trinity, pp.183-209.
 第12回 Chapter 9-Traffic, pp.210-241.
 第13回 Chapter 10-Post Colonial ?, pp.242-256.
 第14回 総括討議・まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 40 レポートの基本構成、字数、形式、参考文献等の基本的な条件を理解した上で、授業内容に関する課題に対してレポート作成(10000字程度)できるかどうかを評価します。
平常点 60 授業への参加・貢献度、リアクションペーパー、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度・姿勢等)の条件を基準とします。

成績評価の方法・基準(備考)

評価の前提条件:出席率が70%に満たない者、課題を提出しない者等については、E判定とします。また、部活動や就職活動等で出席できない場合でも、「特別扱い」はしないので注意してください。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

課題等の提出物については、添削の上、返却します。

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

1992年4月~1995年3月にかけて外務省・在カンボジア日本大使館に勤務し、広報政策や文化協力、国費留学生事業を担当しました。カンボジア政府や国際機関(国連カンボジア暫定統治機構、ユネスコ、その他)との折衝等の外交活動に従事し、特にアンコール遺跡国際調整委員会(ICC)の設立・運営に直接関与した実務経験を持っています。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

外交関連の文書等の立案・作成に関与した経験を活かし、同文書類の特徴や性質についての解説・講義を実施します。

テキスト・参考文献等

「テキスト」は、Penny Edwards, Cambodge: The Cultivation of a Nation, 1860-1945, University of HAWAI‘I Press, Honolulu, 2007.を使用します。第1回目の授業までに、テキストのコピーを配布します。

「参考文献」
・アンソニー・リード(太田淳他訳)『世界史のなかの東南アジア【上巻】』名古屋大学出版会、2021年。
・石井米雄・桜井由躬雄編『東南アジア史Ⅰ大陸部』山川出版社、1999年。
・藤原貞朗『オリエンタリストの憂鬱』めこん、2008年。

その他特記事項

参考URL

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