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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:古代中世西洋哲学史(2)/西洋哲学史(2)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
古代中世西洋哲学史(2)/西洋哲学史(2) 2025 後期 水2 文学部 出村 和彦 デムラ カズヒコ 1年次配当 2

科目ナンバー

LE-WP1-J104

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

自己と世界(自然・宇宙)、そしてそれらを超越し、あるいは/かつ、それらに内在する根拠について、古代ギリシア人がどのような思索を展開していったのか、また、その哲学的思索が東西のキリスト教圏においてどのように批判的に継承されていったのか?今年度の哲学史講義は、このような根本的な問いを、地理的、言語的、さらに宗教的にも異なるギリシア、ラテン、アラビア、シリアといった多様な文化圏の交流史を背景として概観しながら、そこに一貫して流れる存在観および倫理観の系譜をたどる試みとして問い直してみたい。後期はヘレニズム期の哲学諸派から説き起こし、近代を先取りした後期スコラ哲学まで、中世哲学を中心に論じる(したがって、後期の内容を十分に理解できるためには、前期の講義も受講済みであることが望ましい)。
なお、実施方法は、全て面接形式で進める。

科目目的

自己と世界(自然・宇宙)、それらを超越し、あるいは/かつ、それらに内在する根拠について、古代ギリシア人がどのような思索を展開していったのか、また、その哲学的思索が東西のキリスト教圏においてどのように批判的に継承されていったのかという根本的な問いを、具体的な哲学史的事例を詳細にたどることによって解明していくことを目的とする。

到達目標

具体的な哲学史的事例を自分なりの言葉で他者に説明できるようになり、さらに自己と世界(自然・宇宙)、それらを超越し、あるいは/かつ、それらに内在する根拠について、古代ギリシア人がどのような思索を展開していったのか、また、その哲学的思索が東西のキリスト教圏においてどのように批判的に継承されていったのかという根本的な問いに自分なりの考えがもてるようになることを目標とする。

授業計画と内容

実施方法は、全て対面方式で実施する。
第 1 回 イントロダクション:古代から中世へ:ヘレニズムの哲学(1)エピクロス派
第 2 回 ヘレニズムの哲学(2)ストア派
第 3 回 ヘレニズム・ローマの哲学 後期ストア派
第 4 回 ローマ帝国とアレクサンドリア
第 5 回 中期プラトン主義:ユダヤ教におけるプラトン主義の受容:フィロン
第 6 回 キリスト教の成立:教父哲学の展開
第 7 回 新プラトン主義:プロティノス・ポルフィリオス・プロクロス
第 8 回 ディオニュシオス・アレオパギテースからエリウゲナへ
第 9 回 アウグスティヌスの思想
第 10 回 西欧中世の始まり:カロリングルネサンス
第 11 回 初期スコラ哲学における神の存在証明:アンセルムス
第 12 回 12世紀の学問:アベラルドゥス
第 13 回 大学の成立:盛期スコラ哲学:トマス・アクィナス
第 14 回 14世紀の新たの風景:主知主義から主意主義へ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 35 期末レポート 35
平常点 30 manabaの「小テスト」3回 10x3=30
その他 35 毎回の講義に関して、manabaの「レポート」機能を使って、簡単な問いに答えてもらう。前期の講義は14回あるので、2.5x14=35とカウントする。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

教科書という扱いではありませんが、以下を授業でも使用する予定です。自学用の参考にしてください。
K・リーゼンフーバー『西洋古代・中世哲学史』平凡社ライブラリー

その他特記事項

参考URL

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