中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:図書館情報資源概論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
図書館情報資源概論 2025 前期 水3 文学部 児玉 閲 コダマ タダシ 2年次配当 2

科目ナンバー

LE-LI2-M305

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

図書館には多くの,そして様々な資料があります(図書館情報学では資料のことを「情報資源」と呼びますが,ここではイメージしやすいよう「資料」を用います)。図書館とは資料あっての施設ですが,では資料はどうやって集められているのでしょうか?資料は勝手気ままに集められるのではなく,利用者を想定し,ニーズを考慮し,資料の特性を考え,収集方針と照合し,蔵書全体とのバランスを検討するなどして集められています。そのようにして構築された図書館の蔵書(所蔵する資料の集合体)は,その図書館の特徴や魅力になります。したがって資料の収集や管理は図書館にとって必要不可欠な業務といえます。その基本を学ぶのが図書館情報資源概論です。図書館司書課程において資料に関する科目は多くありますが,図書館情報資源概論では資料を学ぶための入門編として図書館が扱う資料を総合的に学習します。

科目目的

図書館情報資源概論では,大きく「資料論」,「出版流通論」,「蔵書論」の3部構成で資料について解説します。図書館が扱う資料の種類や特徴,資料の流通経路や入手方法,蔵書の構築方法などについての知識を深めることを目的とします。

到達目標

図書館情報資源概論では,図書館における資料の位置付けを考察することで,今後の資料に関する専門科目の学びに必要な以下3点の基礎知識修得を目標とします。
 1.図書館が扱う資料の種類,特徴を理解できるようになる
 2.資料の流通経路,入手方法を理解できるようになる
 3.図書館の蔵書構築方法がどのようなものかイメージできるようになる

授業計画と内容

第1回 オリエンテーション/図書館資料の種類
第2回 資料論(1)図書の特徴
第3回 資料論(2)雑誌・新聞の特徴
第4回 資料論(3)小冊子・非印刷資料の特徴
第5回 資料論(4)電子資料の特徴
第6回 資料論(5)郷土資料,官庁資料,灰色文献の特徴
第7回 出版流通論(1)印刷資料
第8回 出版流通論(2)電子資料
第9回 蔵書論(1)蔵書とはなにか
第10回 蔵書論(2)選書
第11回 蔵書論(3)受入
第12回 蔵書論(4)除籍・蔵書点検
第13回 蔵書論(5)蔵書評価
第14回 課題と展望,まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

予習:各回の授業の終わりに,次回講義のための参考資料を紹介しますので,それに目を通して授業に臨んでください。
復習:各回,授業のポイントに関する課題を出しますので,復習を兼ねて取り組んでください。課題は指定期日までに提出してください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 50 科目の目的,到達目標の達成レベル,及び,総合的な理解度を,期末試験をもって評価します。
レポート 40 授業内容の理解度と説明力,及び,がんばり度を,各回の振り返りを兼ねた課題から評価します。
平常点 10 授業参加,受講態度を基準に評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

・成績評価の要件は9回以上の出席と試験です。
・成績評価ではレポート・平常点にも重きを置いています。
 各回の学びにしっかり取り組んでくれるよう期待しています。
・成績評価については第1回の授業で詳しく説明しますので,必ず出席してください。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

・課題は後日授業で解説します。

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

クリッカー/その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

・授業で用いるスライド資料は事前にmanabaに掲載します。
・出席はresponを使用します。
・課題の出題及び提出はmanabaを用います。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

本科目担当教員は、1988年から1992年まで書店社員,1992年から2021年まで大学図書館の実務経験があります。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

図書館における実際の資料入手,管理方法や利用者への接客など,図書館職員の目線で授業を展開します。

テキスト・参考文献等

<テキスト>
  ・テキストは指定しません
  ・必要な資料は授業で適宜紹介します

<参考文献>
  ・岸田和明編著. 『改訂 図書館情報資源概論』.樹村房, 2020,東京.現代図書館情報学
   シリーズ 8.(ISBN:978-4-88367-338-4)
  ・馬場俊明編著.『図書館情報資源概論 三訂版』.日本図書館協会,2024,東京.JLA
   図書館情報学テキストシリーズⅢ,8.(ISBN:978-4-8204-2309-6)
  ・今まど子,小山憲司編著.『図書館情報学基礎資料 第5版』.樹村房,2024,東京.
   (ISBN:978-4-88367-386-5)

その他特記事項

・図書館が所蔵する資料について,利用者と図書館職員の立場で考えてみましょう。
・資料に関する知識のみでなく,図書館における資料の位置付け,さらに大きく図書館と社会との
 関わりについても理解するよう努めてください。
・初回の授業で,授業の進め方などを説明します。できる限り出席してください。
・遅刻,授業内の私語,携帯やパソコンの授業外利用等は慎んでください。
・授業欠席の配慮事由は大学の方針に従います。
・本科目担当教員は非常勤講師で普段学内にいないため,質問等の連絡はメールでお願いします。
 メールアドレスはmanabaから配布する初回授業のオリエンテーション資料に掲載しています。

参考URL

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